モンベル U.L. スーパースパイラルダウンハガー# 0
モンベル U.L. スーパースパイラルダウンハガー #0
2014年に購入し、妻がオートキャンプで使用しているマミー型の寝袋です。未だかつてフルに閉めた状態で寝たことがないそうです。
先日、テント内ポケットの温度計が7度台を示した際にも頭をかぶることがなかったそうです。普段はファスナーさえ閉めないということです。
同じ日に私は化繊と羽毛の寝袋#3を2枚重ねで使いましたが、夜中にお尻のあたりに少し冷気を感じ頭までかぶる必要がありました。頭までかぶったら朝までぐっすりでしたが。
この時は、妻は半袖で靴下も暑くて脱いでいたということです。私の方は、化繊の長袖スェーターに、下はジャージで木綿の靴下を履いていました。
耐寒性能
Amazonに書かれていたスペックは次のとおりです。素材:中綿/800フィルパワーEXグースダウン、撥水加工/ポルカテックス、表地/バリスティックエアライト
総重量:1230g
収納サイズ:直径19×38cm
快適睡眠温度域:-16℃~
使用可能限界温度:-31℃
2014年以降、モンベルの寝袋製品(スパイラル ホロウバッグ、ファミリーバッグを除く)の耐寒温度表示が欧米規格に変更されたということです。
対応温度EN13537
収納サイズから判断すると、U.L. スーパースパイラルダウンハガー#0は現行のダウンハガー800 #0に相当するものと思います。モンベルの場合耐寒性能が#数字で表現されています。
現在の#0の性能は、快適温度-10度、リミット温度-18度、エクストリーム温度-45度となっています。
快適温度は代謝が低く、寒さ耐性が低い人、つまり一般人がリラックスした姿勢で過ごせる温度ということです。
リミットは代謝が高く耐性が高い人、つまり登山家が丸まって眠ることができるというレベルです。
エクストリーム温度は極限状態なので、オートキャンプでは快適温度が目安になります。
上記温度はアンダーウェア着用状態なので、寝る際に登山用ソックス、エクスペディション用タイツ、登山用冬用の帽子、ダウンなどを着用することにより、更に低い温度まで耐えられると思います。
奥の赤いシュラフが#0です。
手前は化繊の#3です。
サイズ
モンベルの保管用バッグ(直径34×83cm)でさえもぎりぎり入るかというくらいかさがあり、携帯用のバッグに詰めた場合でも羽毛にしてはかなりの大きさ(直径19×38cm)になります。
快適性
通常のマミー型バッグは足元が狭くて嫌なものですが、モンベルの寝袋はゴムで伸縮するようになっているため、あぐらをかくことさえ出来ます。そのため寝ている間にストレスを感じることはありません。
ただし製品によって伸縮率が異なるようなので要チェックです。アルパインシリーズは伸縮率が低く価格も高いので、通常はオートキャンプで選択することはないでしょう。
感想
過去に何度か氷点下のキャンプをするはめになり、その経験から#0を購入しました。ゴールデンウィークの山間地では氷点下になるところがあるので要注意です。
とにかく大きくて、袋に詰め込むのも簡単ではないけれど、秋から春にかけての高原や山間部でのキャンプで、暖房を使わない場合には必須だと思います。
私自身は現在#3の二枚重ねで対応していますが、収納等に二倍時間が掛かるし、なにより耐寒性能も今ひとつなので、#0の購入を検討しています。
サイズの問題からうちではダウンにしていますが、車の収納に余裕があるなら扱い易くてクッション性が高く、何より安い化繊のバロウバッグを選択するべきだと思います。
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