2019年6月、丸沼高原オートキャンプ場に二泊しました
週末の土日月に丸沼高原で二泊三日のオートキャンプをしてきました。ネットの前情報に戦々恐々としながらのキャンプでしたが、行ってみたら良いところでした。ただし、繁忙期はわからないです。
いろは坂がないので関越を使って沼田からのほうが楽ともいえますが、帰る時間帯は関越が渋滞します。なので行きは関越、帰りは東北道がベターかも知れません。
ちなみに、福島あたりから少し遅い時間に帰ってくると那須などの渋滞にハマります。でも、日光からだと東北道はあまり渋滞しないようです。
先日の菖蒲ヶ浜キャンプ場でも思いましたが、中禅寺湖や丸沼のキャンプは交通面で福島よりいい感じです。
最初に下見に行ったときにはどこがキャンプ場なのかわからないくらいでした。上の方に比較的水平な場所がある他は、電源サイトが整地してあるくらいで、あとは基本的に斜めです。
電源サイトも水平部分が少ないものがあり、これ、テントとタープ別々は無理じゃないかと思いました。テントのみ、もしくはテント・タープ一体型のいわゆる2ルームテントならいけると思いますが。
サイトは基本的に芝(?)サイトです。
ペグは30cmのソリッドステークなら問題なし。ジュラペグだと結構すぐに小石にあたって打ち込むのに結構手間取りました。
今回も、スクリーンタープがないとやっていられなかったと思います。夜はマフラーを巻いて、スェーターにレインウェアを着てちょうどよいくらいです。翌日はダウンを使いました。
サーマレストの7.6cm厚のマットに、モンベルの3シーズン用ダウンシュラフ#3を2枚重ねて頭をかぶらずに寝たら夜中に寒くて目が覚めました。
うちのもモンベルの氷点下対応の#1を使っていて夜中に一度目が覚めたそうです。完全に締めていたわけではありませんが。
普通のキャンプ場と思っていると寒さで眠れぬ夜を過ごすことになるので要注意です。マットや寝袋が今ひとつの場合には電源サイトでホットカーペットも考えたほうが良いでしょう。
今回も少し違和感があり翌日は関係あるのかどうか腹を壊しました。熱中症対策と合わせて水分をたくさん摂りましょう。また、車で一気に上がってくるので、ついていきなり激しく設営しないほうが良いかもしれません。休憩しながらゆっくりやったほうが良いと思います。
丸沼で頭痛と吐き気
https://youtu.be/OiTwLS3XVcs?t=254
丸沼より低いけれど1300mの菖蒲が浜で脱水症状
https://mii-camp.site/?p=3731
でも、幸い糞を拾うことなく設営はできました。ただし、結構スペースは使いました。上の写真ではサイトを贅沢に使っているように見えますが、実際は鹿の糞と斜めの場所を避けているだけです。また、夜トイレに行くときは真っ暗なのでヘッドライト必須です。
沼田から行く途中に見たのはカモシカ。中善寺湖に行く途中に見たのは猿。
キャンプ場ではカッコウの声が聞こえ、キツツキが木をつつく音が聞こえてきます。
そして、夜にはタープに狸がやってきてご飯を持っていきます。朝起きたら、干物のゴミが食い散らかされ、おやき2つとチーズフォンデュに使うはずだったバゲット1つがなくなっていました。(怒)
翌日の夜には、なんと堂々とタープの中に入ってきて、食べ物を探し回ります。狸が去っていった後、遠くのテントから女性の絶叫が聞こえてきました…
今回は満天の星空を見ることができました。
氷補充のために、中禅寺湖のヤマザキに行ったら駐車場が一杯で入れず、湯滝のヤマザキに行ったらアイスクリームすら無いようでした。シャレー丸沼で氷を買ったら、板氷やロックアイスではなくキューブマシンの氷でした。まあ、冷やす分には問題ありませんが…
奥日光湯元温泉は車で30分。白濁した硫黄臭たっぷりのザ・温泉です。前回は昭和レトロ感満載の源泉ゆの香に行きました。悪く言えばチープ、良く言えば情緒があります。
今回は奥日光高原ホテルに行ってきました。ホテル内はきれいで、フロントデスクの女性はとても丁寧。脱衣場も浴室も快適でした。千円という値段なりのことはありました。お土産のお菓子もここのは良さそうに見えました。
インフォメーションセンターで、まずは日帰り入浴可能な施設の地図をもらうのが良いでしょう。平日は(?)お昼に行くとしまっているので注意。
山小やの看板には、白根魚苑がやっているようなことが書いてありました。今度行ってみてもいいかもしれない。
けれども、広々とした景色はいいし、星も見えるし、温泉もあるし、良くも悪くも野生動物も多いし、なかなかでした。
行くのなら夏休み以外か平日を狙ったほうが良いと思います。
料金は高いと思うけれど、首都圏から比較的近い設備が整った1500mのキャンプ場としては仕方がないのかと思います。白根山というアクティビティもあるし。
今回は3人のキャンプで、次のように史上最大規模の道具を積載し、一時は全部乗らないんじゃないかと焦りましたが、最終的にはなんとか全部載って後方視界も確保できました。
スクリーンタープ1,中型テント1、小型テント1、ベンチ2、イス3、氷点下対応の山岳寝袋1、3シーズン寝袋2、封筒型化繊寝袋1、中型テント用インナーマット1、大型インフレータブルマット2、山岳用インフレータブルマット1、焚き火台L、ハードクーラー1、ソフトクーラー1、土鍋、カセットコンロ、焚き火テーブル4、ヘキサタープのポール、ガスランタン、OD缶500を2本、CB缶2本、着替え用ボストン2つにデイパック1、その他
後部座席は広い方を残せて肘掛けも出ました。なかなかの積載力でした。
撤収時は雨でさらに荷物が膨らみましたが、それでも一応後方視界もありました。
シカの糞は一掃されて快適でした。完全な夏で、ずいぶん違った印象でした。
丸沼高原へのアクセス
丸沼高原には日光からのルートと、群馬の沼田からのルートの2つがあります。東京から行くとどっちもどっちで、Google先生は渋滞状況によって両方提示してきます。いろは坂がないので関越を使って沼田からのほうが楽ともいえますが、帰る時間帯は関越が渋滞します。なので行きは関越、帰りは東北道がベターかも知れません。
ちなみに、福島あたりから少し遅い時間に帰ってくると那須などの渋滞にハマります。でも、日光からだと東北道はあまり渋滞しないようです。
先日の菖蒲ヶ浜キャンプ場でも思いましたが、中禅寺湖や丸沼のキャンプは交通面で福島よりいい感じです。
サイト
丸沼高原スキー場が夏の間ゲレンデで運営するキャンプ場です。ゲレンデなので水平な場所はあまりありません…最初に下見に行ったときにはどこがキャンプ場なのかわからないくらいでした。上の方に比較的水平な場所がある他は、電源サイトが整地してあるくらいで、あとは基本的に斜めです。
電源サイトも水平部分が少ないものがあり、これ、テントとタープ別々は無理じゃないかと思いました。テントのみ、もしくはテント・タープ一体型のいわゆる2ルームテントならいけると思いますが。
サイトは基本的に芝(?)サイトです。
ペグは30cmのソリッドステークなら問題なし。ジュラペグだと結構すぐに小石にあたって打ち込むのに結構手間取りました。
トイレ
上のトイレを使ったところ、まだきれいでした。残念ながらウォシュレットはありませんでした。
炊事棟
トイレと同じ建物の中にあり、やはりきれいです。なんといってもお湯が出るのがうれしい。油汚れもきれいに落ちます。標高
気温
ここの標高は1500mあります。100m上がるごとに0.6度下がると言われているため、平地よりも9度は低い計算になります。下界が30度でも20度位、20度ならば10度位ということになります。10℃といえば、東京の真冬の日中気温です。今回も、スクリーンタープがないとやっていられなかったと思います。夜はマフラーを巻いて、スェーターにレインウェアを着てちょうどよいくらいです。翌日はダウンを使いました。
サーマレストの7.6cm厚のマットに、モンベルの3シーズン用ダウンシュラフ#3を2枚重ねて頭をかぶらずに寝たら夜中に寒くて目が覚めました。
うちのもモンベルの氷点下対応の#1を使っていて夜中に一度目が覚めたそうです。完全に締めていたわけではありませんが。
普通のキャンプ場と思っていると寒さで眠れぬ夜を過ごすことになるので要注意です。マットや寝袋が今ひとつの場合には電源サイトでホットカーペットも考えたほうが良いでしょう。
高山病
また、標高1500mなので、弱い人は高山病の軽い症状が出るかもしれません。私は弱くて2000mの雲取山でも軽い頭痛がした事があります。飛行機の中(2000m前後)でも頭痛がしたり気分が悪くなったことが2回あります。いずれも軽く酒を飲んでいます。今回も少し違和感があり翌日は関係あるのかどうか腹を壊しました。熱中症対策と合わせて水分をたくさん摂りましょう。また、車で一気に上がってくるので、ついていきなり激しく設営しないほうが良いかもしれません。休憩しながらゆっくりやったほうが良いと思います。
丸沼で頭痛と吐き気
https://youtu.be/OiTwLS3XVcs?t=254
丸沼より低いけれど1300mの菖蒲が浜で脱水症状
https://mii-camp.site/?p=3731
鹿の糞
大きな問題が鹿の糞。夜になると野生の鹿がやってきて落としていくようです。他の人のレビューを読むと設営前に二袋集めたとか書いてあって戦々恐々としながら行きました。でも、幸い糞を拾うことなく設営はできました。ただし、結構スペースは使いました。上の写真ではサイトを贅沢に使っているように見えますが、実際は鹿の糞と斜めの場所を避けているだけです。また、夜トイレに行くときは真っ暗なのでヘッドライト必須です。
野生の王国
町からは1時間位離れているので野生の王国です。沼田から行く途中に見たのはカモシカ。中善寺湖に行く途中に見たのは猿。
キャンプ場ではカッコウの声が聞こえ、キツツキが木をつつく音が聞こえてきます。
そして、夜にはタープに狸がやってきてご飯を持っていきます。朝起きたら、干物のゴミが食い散らかされ、おやき2つとチーズフォンデュに使うはずだったバゲット1つがなくなっていました。(怒)
翌日の夜には、なんと堂々とタープの中に入ってきて、食べ物を探し回ります。狸が去っていった後、遠くのテントから女性の絶叫が聞こえてきました…
グリルの匂いを嗅いでいました
撮影者に正対しても平気
星空
車で1時間位走らないと街らしい街はなく、おまけに炊事棟は自動消灯なので、他のテントがなければ真っ暗になり自分のテントに帰るのもおぼつかなくなるほどです。ランタンではなく遠くまで届くヘッドライトを持った方が良いでしょう。今回は満天の星空を見ることができました。
スーパー
最寄りのまともなスーパーと思われるベイシア沼田まで50分。日光のリオン・ドールまで1:06とグーグル先生は言っています。奥日光に行くと一応コンビニがあるし、沼田方面でも小さい店はあるようですが食料は持参したほうが無難です。氷補充のために、中禅寺湖のヤマザキに行ったら駐車場が一杯で入れず、湯滝のヤマザキに行ったらアイスクリームすら無いようでした。シャレー丸沼で氷を買ったら、板氷やロックアイスではなくキューブマシンの氷でした。まあ、冷やす分には問題ありませんが…
温泉
シャレー丸沼の座禅温泉は見た感じアルカリ単純泉。車で10分の白根温泉大露天風呂薬師之湯も無色透明。いずれも掛け流しです。奥日光湯元温泉は車で30分。白濁した硫黄臭たっぷりのザ・温泉です。前回は昭和レトロ感満載の源泉ゆの香に行きました。悪く言えばチープ、良く言えば情緒があります。
今回は奥日光高原ホテルに行ってきました。ホテル内はきれいで、フロントデスクの女性はとても丁寧。脱衣場も浴室も快適でした。千円という値段なりのことはありました。お土産のお菓子もここのは良さそうに見えました。
インフォメーションセンターで、まずは日帰り入浴可能な施設の地図をもらうのが良いでしょう。平日は(?)お昼に行くとしまっているので注意。
食事
ネットに書かれていた山小やにすいとんを食べに行きました。噂通り美味しくて350円と費用対効果が高く、また機会があれば行ってみたいと思います。
山小やの看板には、白根魚苑がやっているようなことが書いてありました。今度行ってみてもいいかもしれない。
写真
一部に整地した場所がありそこは比較的水平のようです
リフトを降りた場所は高台になっています
ロープウェイから。上にある小屋が炊事棟とトイレ
梅雨で雨の予報でしたが夜は晴れて満天の星空でした
残念ながら2日目の夜から撤収するまで雨、雨、雨…
トータル
事前調査どおり、水平な場所も少ないし鹿の糞は落ちているので設営場所は多くありません。けれども、広々とした景色はいいし、星も見えるし、温泉もあるし、良くも悪くも野生動物も多いし、なかなかでした。
行くのなら夏休み以外か平日を狙ったほうが良いと思います。
料金は高いと思うけれど、首都圏から比較的近い設備が整った1500mのキャンプ場としては仕方がないのかと思います。白根山というアクティビティもあるし。
今回使った車
今回使った車はカローラフィールダーハイブリッドでした。今回は3人のキャンプで、次のように史上最大規模の道具を積載し、一時は全部乗らないんじゃないかと焦りましたが、最終的にはなんとか全部載って後方視界も確保できました。
スクリーンタープ1,中型テント1、小型テント1、ベンチ2、イス3、氷点下対応の山岳寝袋1、3シーズン寝袋2、封筒型化繊寝袋1、中型テント用インナーマット1、大型インフレータブルマット2、山岳用インフレータブルマット1、焚き火台L、ハードクーラー1、ソフトクーラー1、土鍋、カセットコンロ、焚き火テーブル4、ヘキサタープのポール、ガスランタン、OD缶500を2本、CB缶2本、着替え用ボストン2つにデイパック1、その他
後部座席は広い方を残せて肘掛けも出ました。なかなかの積載力でした。
撤収時は雨でさらに荷物が膨らみましたが、それでも一応後方視界もありました。
8月にも二泊しました
2019年8月、丸沼高原オートキャンプ場に二泊しましたシカの糞は一掃されて快適でした。完全な夏で、ずいぶん違った印象でした。
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