ラスベガス往復のバルクヘッド席を12万円でゲット

というわけで、まだアンダルシア旅行の記録も残していないというのに来年の夏休みの旅行計画が進行中です。

当初の予定はスイス

相変わらずアエロフロートのプレミアムエコノミーが比較的安くて、スイス往復が16万円台だったので、来年の夏休みはスイスかなと思っていました。

さらに安いのはミラノ行きなのですが、ミラノの空港だとレンタカー代が異様に高いんです。トータルで高くなってしまうので、航空券は若干高いけれどジュネーブもしくはチューリッヒを選択した方が安く上がります。

ラスベガスのホテル、ベラッジオの有名な噴水の池のモデルになったコモ湖にも行きたかったけれど、それはあきらめるつもりでした。(ベンツとかでのイタリア乗り入れはレンタカー会社のHertzの場合禁止されています)

ラスベガスに決定

それが一転したのは友人宅での飲み会。以前友人たちとラスベガスに行ったらとても楽しかったので、飲んだ勢いでまた行こうという話が出て、検索してみるとラスベガス行きのチケットが意外に安くて103,000円というのがありました。

ただし、Googleフライト検索やスカイスキャナーだとロサンジェルス乗り継ぎでシンガポール航空とアラスカ航空のミックスになっています。複数の航空会社が混在しているチケットだと遅延やキャンセルが発生したときに振替してくれるのか気になります。実際それについての警告が出ている組み合わせもありました。

そこで、シンガポール航空のサイトで検索してみたところ、LAでアラスカ航空に乗り継ぐチケットがありました。シンガポール航空でまとめて買うなら遅延しても別の便に振り替えるなどしてくれることでしょう。

てっきりコードシェアだと思っていたけれど、今よく見てみるともろにアラスカ航空の便名です。単なる提携なのかもしれません。

バルクヘッド

バルクヘッドというのは、機内の壁のことです。この壁のすぐ後ろの席がバルクヘッド席と呼ばれています。省略してバルクヘッドと呼ばれる場合が多いかもしれません。

バルクヘッド席の前は壁でシートがありません。その結果次のメリットデメリットがあります。

メリット

  • 足元が広い場合がある
  • 足元に前の席の足やエンタメ機材等がないため足が楽
  • 比較的隣の席に気兼ねなく通路に出られる

デメリット

  • 前の座席がないため下に荷物を置けない
  • モニターがバルクヘッドについていて遠くバシネットをよけるためか変な位置にある場合がある
  • テーブルがひじ掛け収納で座席幅がちょっと狭い
  • 目の前が壁で閉塞感がある
  • バルクヘッドが近く足元が狭い場合がある

ナローボディ機のビジネスクラスのバルクヘッド席に何度か座ってみた結果、現在はバルクヘッドを選択しなくなりました。理由は足元が狭い場合があったことと、壁に圧迫感があることです。また、ビジネスクラスの場合、普通の席でも十分足元は広いというのもあります。

足元については広い場合がほとんとでしたが、一度狭い機材がありました。あれはなかなかつらい経験だったのでそれ以来バルクヘッドは選択したことがありません。

なお、エコノミークラスでバルクヘッドに座ったことはありません。

バルクヘッド席を指定

シンガポール航空でプレミアムエコノミーを指定すると20万位になってしまいます。これは高い。片道だけ指定しても15万円位になってしまいます。二人で10万、20万円アップと思うと、それをホテル代に回した方がよさそうです。

ということで今回はエコノミーにすることにしました。とはいえ、機材は777なので座席配列は3列-3列-3列。窓側に座ればトイレがつらいし、通路側に座れば起こされるかもしれない…

Seat Guruで座席を見てみると最後列の方に2列席があるけれど、シンガポール航空のサイトで予約を進めて座席指定の画面に行っても、どうやらブロックされているように見えます。

そうなると窓側はあきらめて中央3列の席に座るしかないかなと思ったけれど、バルクヘッド席にはまだ空きがありました。

指定料金を見ると9300円。最安クラスのチケットだと座席指定するだけで1550円かかるので、差額の7750円でバルクヘッドを指定できることになります。それなら妥当な線かなと思いました。

というわけで、トータル123,060円で東京ラスベガス往復のバルクヘッド席のチケットをシンガポール航空で取得することにしました。

このバルクヘッド席は翼の上ですが窓がある41列目です。49列目のExit rowの方は窓がないので41列目一択です。

41列目そのものずばりの写真がネットに見当たらないので、うまくいったら写真を撮ってきたいと思います。


コロナでキャンセル

ご存じの通りコロナのため7月にラスベガスに行くのは事実上不可能となりました。

シンガポール航空も、キャンセル手数料無料で航空券と座席指定の払い戻しをしてくれました。いつかまた乗ります。


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