ヘッドランプ Black Diamond STORM（ストーム）が故障した件

2018年の8月にブラックダイアモンドのヘッドランプ、ストームを買いました。

正規の輸入販売代理店のロストアローのアウトレットで購入したもので、2台で7,128円とお安く購入しました。

当時はPanasonicの山用のヘッドランプを持っていて、それをキャンプと山で使っていました。でも、それだとどちらかに持っていくのを忘れる可能性があり、山に持っていくのを忘れると致命的なので、もう一つ買うことにしました。

多分いろいろ検討した結果、前から気になっていて製品もなかなかよさそうだったこれにしたんだと思います。

実際多機能で、とても明るく、ちょっと重くかさばるのを除けばいいランプでした。

ヒンジが破損

だがしかし、買ってしばらくしてヒンジの部分が破損してしまいました。

上の部分が欠損

左側の部分が欠損

20年くらい前に買ったPanasonicのヘッドランプがまだ使えているのに、いきなり壊れてショックでした。壊れた部分は構造的に脆弱な感じがします。

山で使うわけでもないので壊れたまま使っていましたが、今見ると幸いにもヘッドランプは3年保証だったので、これから修理を依頼しようと思います。

エネループのサイズは違う

と書いたところで、上の写真を見ていて、ふと、そういえばエネループって普通の乾電池よりも少し太かったっけ！　と思いだしました。もしやそのせいでヒンジに負担がかかり破損したのでは。

検索してみるとPanasonicのサイトにありました。

ニッケル水素電池と乾電池は同じサイズ？ PZ18087

基本サイズは同じですが微妙な寸法差があります。

当社の充電式電池は、JIS規格（日本工業規格）で定められた乾電池の寸法範囲内に収まるよう設計、製造しています。充電式電池の種類によっても微妙な差があり、当社の乾電池とも微妙に寸法や形状が異なりますが、いずれもJIS規格の範囲内です。

実際に太かったとしても、規格品が入らないのは機器側の問題なので、とりあえず修理に出してみようと思います。

ニッケル水素電池は補償対象外！

と思いつつ、さらに、「ブラックダイアモンド　エネループ　ヘッドランプ」で検索したところ、ロストアローのサイトに次の情報が。

テクニカルインフォメーション　ヘッドランプの対応電池

オキシライド電池および市販のニッケル水素充電池では動作確認をしておりません。これらを使用して故障した場合、3年間保証の対象外になります。

なぬッ！　

まあでも、電気回路が故障して補償対象外ならわかるけれど、JIS規格の電池を入れたら壊れましたというのは、アルカリとかニッケル水素とかいう以前の問題で、そもそも日本で売ってはいけない製品だし、箱を開けた時にエネループを入れると壊れますと書いてあった記憶もありません。

さらに、説明書を読むと次のように書かれています。

電池

単4型のアルカリ電池/リチウム電池/充電池を使用してください。

「充電池」。問題ありませんでした。

やはり製品自体の問題だったようです

2020/08/16 追記

部屋を掃除していたところ、ベッドの下から二個買ったうちのもう一つのランプが出てきました。壊れたから停電等の非常用に使うつもりだったのかもしれません。

ふたを開けてみたところ、やはりヒンジが破損していました。こちらはヒンジが二つともなくなっていました。そして、中に入っていたのはDURACELLでした。Duracellの電池など買うことはないので付属品だと思います。

同時期に買った二つとも同じ部分が壊れるということは製造不良もしくは設計の欠陥があったようです。

両方とも修理の問い合わせをいたしました。

新品交換となりました

2020/8/29 追記

故障した二つをロストアローに送ったところ回答があり、新品交換してくれるという事でした。ただ、その際に、次の注意が書いてありました。

なおヒンジが破損する場合ですが電池ボックスのふたを必要以上に開けてしまうと壊れる場合がございます。ふたを開けるときに抵抗を感じたらそれ以上は開けないようにご注意いただけたら幸いです。

なんやて！、わてが無理やりふたを開けて二つも壊したいうんかい！？　と言いたくなりました。とはいえ、気が付かないうちに無理な開け方をしていた可能性もあるので、交換品の到着を待ちました。

届いた商品を開けてみると、こんな感じでした。

いや、これ、フタはしっかり止まるし、十分開くし、これを無理やり壊すなんて、そんなわけないでしょ。妻も「私が壊したってこと？　さすがの私も二つバキバキ壊したらわかるよ」と言ってます。

わたしにしたって子供の頃はさんざんプラモデルを作っていて部品が欠けて悲しい思いをした事もあるので、樹脂がもろい事なんて百も承知です。

そして、やはり付属電池はDuracellだったので、どう考えても、ふたをしておいたら勝手にぶっ壊れたとしか思えません。

ただ、海外でも同じ事例はあるだろうと、 black diamond hinge broken とかで検索してみても、同様の写真が全然ヒットしません。

Black diamondのメーカーに直接聞いてみようかと思ったのですが、問い合わせるのに写真のアップロードが必要で面倒になったのでやめました。

可能性としては、樹脂を侵食するような油などの物質が付着していて割れたとか。いやぁ、そんな感じしなかったけど。