無印良品津南キャンプ場に一泊しました
先週末は台風接近の中、無印良品津南キャンプ場に行ってきました。
前回訪れたのは
2009年の10月。数年前のつもりでいましたが、11年ぶりでした。
そのときはサニタリー棟の目の前にあるC33サイトでした。
当初の目的地は内山牧場キャンプ場
当初は、眺めの良さそうな長野にある内山牧場キャンプ場に行く予定でした。本来は予約不要のキャンプ場なのですがコロナの現在は予約が必要で、電話してみたらなんと一杯! 同じ敷地内の山荘で売っている佐久鯉を食べて、翌日は荒船山に登ろうと思っていたのに残念。
そこで仕方なく予定を変更、いつもの休暇村裏磐梯を考えます。裏磐梯も昔は予約不要だったと思いますが、このご時世なのでサイトで宿泊プランを検索します。
ところが、プランが出てきません。休暇村に電話をかけてみると、なんと学校利用のため貸し切りだという事です! コロナ禍で学校行事があるとは思ってもいなかったので思わぬ伏兵でした。
久々にフォレストパーク安達太良に行ってみようかとみても一杯…
無印津南
やむを得ず、どのサイトでもよければいつでも空いてる津南キャンプ場に行く事にしました。久々に行ってみたかったし。
津南キャンプ場は区画サイトなのでサイトを選んでおく必要があります。ネットで調べると、利便性のCサイト、眺望のBサイトで、Cサイトは眺めも悪くないし利便性もよいし、風もBサイトに比べて少ないしで人気のようです。Googleの衛星写真やマップを眺めながら残っているサイトの中からC37を選んでみました。
台風接近
当初の予測では中国に行くはずだった台風が、北の高気圧に阻まれて急に進路を変えて関東地方にやってくる予測になりました。しかも進路が不安定で予報円もかなり広く新潟まで含まれています。
調べてみたら、なんと去年も台風で無印津南をあきらめていました。呪われているのか?
以前、日本海を台風が通過する際に無印良品南乗鞍に行った時にも、って、このときも台風来ているじゃないですか。本当に呪われているのか?
それはともかく、この時は台風一過さわやかな秋晴れだったので、直撃コースでなければ大丈夫と思っていました。
しかし、近づいてきても予報円は狭くならず直撃の可能性が消えません。そして、キャンプ前日の木曜日の午前中に、ようやく無印からキャンセル無料の案内がでました。
それでも行こうかと思っていましたが、もしも直撃でキャンプ場クローズとかなったら濡れた機材を抱えてたまらないものがあります。
なので、断腸の思いでいったんキャンプ場も車もキャンセルしました。
当日金曜日
本当はキャンプに行くはずだった金曜日当日、天気予報を眺めていると、ついに予報円から新潟が外れました。また天気予報も日曜日は回復の見込みです。これは行かねばなるまいという事で、急遽一緒に行くはずだった知人に連絡を取り、翌日土曜日に一泊で行く事にしました。
金曜日は、キャンプの代わりに予定していた家でのバーベキュー。その知人にホタテを焼いてもらったりして過ごしました。
土曜日
土曜日は、季節限定、個数限定の、長野県小布施町にある竹風堂の栗子餅を食べるために少し早く出発して、9時過ぎにはつくことができました。
和風モンブランで中身がクリームではなくお餅 上品なお味でした |
鯉こくという料理は知っていたけれど、みそ汁の事だと初めて知りました。確かに臭みを消すにはみそかもしれません。現地のものが合うだろうと長野の味噌も購入。
最初は干物コーナーみたいなところを見ていて欲しい魚があまりなくて、やっぱり内陸の人は魚を食べないのかなぁ、とか思っていました。鮮魚コーナーは別にあり品ぞろえ豊富でした。長野の方すみません。
現地に着いたら、曇天でしたが、雨は降っておらず問題なく設営できました。気温は台風が接近しているせいか予想外に暖かく快適でした。
しかし、夜になると結構冷え込み、タープの中で炭をおこしているのに(一面は丸々開けて換気しています)、厚手のタイツを穿かないと寒い位でした。上は冬用のダウンを着ています。やはりこの時期の夜は侮れないです。
つるやで買ってきたニジマス うまい! |
こんな感じです 風があるので換気も十分 |
ご飯を食べながら外に出てみると、雲がすべて吹き払われて満天の星空! 天の川もはっきり見えます。流れ星も見えました。ただ、丸沼高原に比べると山の向こうの町の明かりが強いので、星空観賞には少し劣ります。
日曜日
朝起きると、南東の空に雲はあるけれど、他は雲がない良い天気でした。
左のアメニティドームSはシームシーリングテープの剥がれが見つかり 今回で引退かもしれません。 |
北側からのサイト全景 みっともないロープは乾燥のためです |
南側からのサイト全景 |
撤収後 |
C38 |
温泉
土曜日の温泉は、日本三大薬湯の一つと言われる松之山温泉がある松之山のナステビュウという温泉施設に行ってきました。
Google先生の言う通り車を進めましたが、キャンプ場の北側の道は、ススキがぼうぼうで、途中に枝も落ちているしで、ゆっくり進んだ方が良いと思いました。
陽が落ちた帰り道では、なんとライトに照らされて牡鹿が道路を走っていました。
ルート
無印キャンプ場へのルートは、Googleマップに聞くと、首都圏からだと405号を通るルートを案内される場合があります。
405号からキャンプ場までの道は上で書いた温泉への道で、狭くてなおかつ道路の脇に高い草が生えているし側溝はあるし、お世辞にも通りやすい道ではありませんでした。ノアやステップワゴン等の大きい車は要注意です。注意しないと時期によっては車が傷つくかもしれません。(春や夏なら草丈が低くて問題ないのかもしれませんが)
キャンプ場に行くなら国道117号から49号で行く道の方が良いと思います。こちらも狭いけれど草や枝は処理してあります。
新潟方面から来た場合(看板あり)
https://goo.gl/maps/YhuuTC1pRhniwcN77
長野方面から来た場合(看板あり)
https://goo.gl/maps/h67yU72rH8ryo1DX7
サイト
キャンプ場はどのサイトを選ぶかで体験が随分違ってきます。今回はC38を選んで、なるほど一番人気というのもわかりました。比較的広いし、山は見えるし、春や夏なら下界の見晴らしも良かったのかもしれません。
ただ、この季節はススキの背が高くて見晴らしは良くないので、他のC45もしくはC46当たりを選んだ方が良さそうでした。C43, C44は狭くて傾斜があるので次点です。
初心者向けのキャンプ場とはいいがたい
11年ぶりに訪れたキャンプ場はある意味何も変わっていませんでした。高いススキで見晴らしの悪いサイトはそのままで、サイトによってはすごい傾斜もそのままでした。
無印の三つのキャンプ場の中で最もワイルドなキャンプ場だといえると思います。キャンプ初心者が始めていくようなキャンプ場ではないと思います。
サニタリー棟にはゴミ捨て場も網洗い場もなく、お湯も出ません。ゴミ捨て場が遠いせいかサイト内に前の利用者の炭が捨ててありました。
トイレは臭くて、どういうエアフローの設計をしているんだと思います。これは無印の他の二つのキャンプ場も同様です。
そのあたりを理解していれば首都圏からもさほどは遠くないなかなかいいキャンプ場だと思います。今度は草丈の低い春に行ってみたいと思います。
コメント
コメントを投稿