そうだ、京都行こう 2020年の年末年始は京都旅行
年末年始は東京から京都、奈良に行く事にしました。結局、京都のみに行く事にしました。
きっかけ
先日のキャンプで飲んでいたところ、合流した知人が言いました。この外国人がいない空いてる間に京都に行きたい。なるほど、それはそうかも、と思い、年末年始の京都行きを検討してみました。
キャンプは断念
当初はいつものようにキャンプ、と思ったけれど、今から取れるキャンプ場は市街地から1時間くらい離れています。例えばここ。
なので、最初の三泊をキャンプにして残りは京都中心街のホテルにしようと思いました。
ところがキャンプ場の料金を調べてみると三泊で2万円を少し超えるくらい。つまり一泊7千円近くします。そんなに出すんだったらホテルでもいいんじゃない? という事でキャンプは中止、全泊ホテルで行くことにしました。
そしてずっと京都というのもどうかと思ったので最初の二泊を奈良、残り三泊を京都にすることにしました。京都のホテルは高いというのもあります。
スタッドレスタイヤのレンタカーを予約
キャンプを予定していたこともあって、当初はいつものニッポンレンタカーを予約しました。車種が未定の安いクラスを指定して6日間で¥31,900。雪の恐れもあるためスタッドレスのオプションを付けました。
ダイワロイヤルホテル D-PREMIUM 奈良
奈良で安くてユーザー評価8以上を検索すると2017年にできたビジネスホテル、スマイル奈良が出てきます。駅前にあって新しいだけあってまだきれいそうです。価格は二晩二人で7千円位と激安。
しかし、あまりに安すぎないかという事と、来年1/4に失効するHotels.comのリワード(ポイント)を使いたい、ということで、さらに探して駅の反対側にあるダイワロイヤルホテル D-PREMIUM 奈良、を選んでみました。
以前ビジネス誌のホテルランキングを読んでいたところダイワロイネットというブランドが良い評価だったので、一度泊まってみたいと思っていました。
名前が似ているので調べてみるとやはり同じ大和ハウス系列のホテルでした。ダイワロイネットがビジネスホテルなのに対してこちらはリゾートホテルやシティホテルのブランドという事です。天然温泉の浴場もついているようなので楽しみです。
2020年3月オープンなのでまだピカピカなはずです。Googleマップやストリートビューを見ても現時点では建築中です。
部屋はコーナーデラックスツインルーム。
セミダブルベッド 2 台、部屋の広さ : 29.3 m2。バスタブ付きでトイレは別。
二泊で39,408円のところをポイントを使って21,861円。一泊あたりは10,930円。一人一泊5,465円と考えるといい感じです。
京都はメルキュール
京都は当初は海外や福岡で利用してよかったクラウンプラザにしようと思っていました。しかし、残念ながら既に満室。完全に出遅れているので仕方がないです。大阪のクラウンプラザは空いているけれど、1時間かけて通うのもどうかと思います。
そこで色々検索した結果、妻がメルキュールを見つけてきました。高級ホテルのフェアモントやラッフルズを擁するフランスのホテルグループ、アコーホテルズの中級ホテルブランドです。
海外のホテルを探す際に、しばしば検索結果で見かけていましたが、これまで他に良いホテルがあって泊まる機会がありませんでした。それでも気にはなっていたので今回泊まることにしました。よもや日本で泊まることになるとは。
部屋はせっかくだからプリビレッジ・キングルームを選択。部屋の内装がそれより安い部屋よりも落ち着いていい感じです。
こちらはダイワロイヤルよりさらに新しく2020年9月オープンということでストリートビューで見ると建築中。Googleマップに至ってはなんと前の建物を取り壊し中。
予約サイトはBooking.com。費用は3泊76,500円のところ、GoToトラベルが効いて49,725円。一泊当たり二人で16,575円なので、慌てて取った割にはまあまあというところでしょうか。別途7千円の地域クーポンがもらえる計算です。12/29までキャンセル無料。
GoogleマップやBooking.comの評価を見ると開業間もないため清掃が間に合わずチェックインに時間がかかっているようです。心して行く事にします。
ちなみにメルキュールを見つける前の候補は、京都悠洛ホテル - M ギャラリー。四つ星以上のユーザー評価8以上で料金制限を掛けて出てくる数少ないホテルの一つでした。聞いたこともないローカルホテルだと思っていたら、なんとこちらもアコーホテルズのM Galleryブランドでした。今見ると値上がりしているような気がするから本当はこちらの方が良かったかも。
こうしてみると、IHGやMarriottに比べて会員が少ないと思われるアコーホテルズが売れ残っているような気もします。
スタッドレスを付けたら高い
ニッポンレンタカーから連絡があり、希望したクラスにはスタッドレスの車がないため電話をかけて他のクラスにしてほしいというメールが届きました。
電話をしてみると、プリウスのクラスはだめで、フィットのような小さい車か、エコカーではアクアクラスならあるという事でした。
とりあえず、長距離のためクルーズコントロールも考慮してアクアにしたのですが、車が4万円台に上がってさらにスタッドレスのオプションが1万3千円位ついて、合わせて55,330 円。なん…だと…。
ノーマルタイヤで行けるかと思い検索してみると年末年始は雪の可能性が十分あるようなので断念。
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高速代やガソリン代を合わせると約8万円となり、新幹線代(二人で約6万円)を超えてしまいます。
おまけにGoogle先生は現地まで6時間から8時間かかるとおっしゃるので、休憩時間を入れると下手すると9時間かそれ以上かかります。これでは移動だけで一日潰れてしまいます。新幹線なら自宅からでも4時間程度ですみます。
JTBのダイナミックパッケージが使えない
というわけで、JTBのサイトで新幹線と宿のみのダイナミックパッケージを検索したところ、なんと一か月先までしか検索できません。新幹線が一か月前にならないと予約できないからではないかと思います。
イタリアの国鉄ですら数か月前には予約できるようになっているのに一か月前ってどういう事? これでは海外から来る人は旅行の予定が立てられずに困ると思います。
私は海外旅行の予定は一年前くらいから立て始めます。そうすれば航空券は安いし(間際の方が安い場合もありますが)、いいホテルのいい部屋を安く予約できますから。海外では鉄道や観光施設等は大概一年から遅くとも数か月前には予約ができるようになっています。
その感覚からすると日本のインフラの遅れには驚きを禁じえません。(ANAでさえ最近まで国内線は二か月前にならないと予約できませんでした)
JR東海ツアーズのダイナミックパッケージ
そうしたところ、妻がJR東海ツアーズのダイナミックパッケージを探してきました。こちらは鉄道会社系だけあって、予約のリクエスト自体は今からでも可能です。
ただし、希望した時刻の席が取れるかどうかはやはり12月にならないと確定しないようです。そのため、第3希望まで電車を指定します。後は座席が取れることを祈るだけです。
ただ、妻が予約できるか試していたところ、途中で満席ですというメッセージが出たという事です。ある程度枠はあって最悪その日のうちには乗れるのかもしれません。(そうでないとホテルのキャンセル続出でホテルが悲鳴を上げてしまいます)
今回はHotels.comのポイントを使いたかったので宿泊は最初の一泊のみとして、行きは奈良まで、帰りは京都からとしたいと思いました。飛行機でいうところのオープンジョーです。
予約のポイントは最初の宿泊数を一泊と指定することと、行きの奈良は普通に指定して、予約途中の復路の指定のところで日付と京都駅を指定することです。
これで最初の一泊はJR東海ツアーズで予約して、残りはHotels.comとBooking.comで予約することができました。
部屋はコーナーデラックスツインルームが選択できなかったのでスーペリアツイン。
帰りは一人5千円を追加してグリーン車を指定してみました。
費用は税込み83,400円のところGoToトラベルで28,000円割引、支払予定金額は55,400円。別途、地域共通クーポン12,000円がもらえます。
ダイワロイヤル奈良の取り直し
JR東海ツアーズで一泊予約したので、Hotels.comのダイワロイヤルの方も二泊から一泊に調整しました。部屋はコーナーデラックスのままです。
費用は17,912円のところを17,547円分のポイントを使用して支払いは税込み2,157円。1/4に失効するポイントが使えたので得した気分です。
12/29まで無料でキャンセル可能。
旅費
地域共通クーポンを考慮した旅費は二人で88,282円。一人当たり44,141円。
年末年始に、それなりのホテルのそれなりの部屋を指定した5泊6日の京都、奈良旅行を帰りはグリーン車で44,141円で行ってこれるなら、なかなかいい感じだと思います。
地域共通クーポンは晩御飯に使おうと思っています。
飛行機なら
2020/11/8追記
ちなみに、ANAで京都のみで検索すると、GoTO適用で101,400円となり似た感じになります。部屋はプリビレッジ・キングで同じです。別途クーポンが付きます。
伊丹空港からだとリムジンバスが出ているようで京都まで50分で行けるようです。これもありかもしれません。というか、旅程が確定するのでこっちの方がいいかも。
というわけでANAに変更
結局、旅程を変更して京都のみとして、ANAを使ってメルキュール京都ステーションの部屋は朝食付きのプリビレッジ・キングとしました。
その結果108,400円に25,000円のクーポンが付くので、実質83,400円(一人当たり41,700円)となり朝食(一人一食2千円で5泊なら1万円)を含めて考えると大分安くなります。
なにより便が確定したのでJR東海のような席が取れるのかどうかわからないという懸念材料が無くなったのが大きいです。飛行機の方が旅気分も増すし、ユナイテッド航空のマイラーとしてちょっとは同じスターアライアンスのANAに貢献できるので、これで良かったです。
予約はすべてキャンセル無料でした。
メルキュール京都ステーションは高層階
元々予約していたBooking.comのシステムを使ってメルキュールにANAでの予約とBooking.comの予約のキャンセルを連絡したところ、予約の確認と、高層階(9階もしくは10階)の部屋を用意してもらえるという連絡がありました。
ANAのパッケージだと25,000円割増の高層階プラン(他にもレストラン割引やレイトチェックアウト等の特典があるので高層階というだけではないです)を選ぶ必要があったため、とっても嬉しいです。
高層階にしてもらえたのは、次のようなことが考えられます。
- 最初の予約時に眺めの良い部屋をリクエストしていた
- 3泊から5泊に延長した
- 朝食付きプランにした
- ANA経由で宿泊の確度が増した
元々眺めの良い部屋のリクエストが来ていたところに、延泊して朝食付きになって客単価が上がったし、ANAからの予約で泊まる可能性が高まったから、良い部屋にしてやろう、という事なのかもしれません。
ちなみにダイワロイヤルで使わなくなったHotels.comのポイントは鎌倉に行って使う事にしました。
早速機材変更
2020/11/10追記
予約して三日たつかどうかというのに早速機材変更の連絡です。二人席がいいから2-3-2列の767にしたっていうのに、3-3-3列の787になってしまいました。こんなことなら最初から787にしても良かったかも。
どうせ1時間しか飛ばないので、こうなったらもう前の方の席を指定しなおしました。
GoToトラベル全国一斉停止
2020/12/14追記
恐れていた自体がついに。さてどうしたものか。
GoToが停止されただけで移動の制限がかかったわけではないので、このまま続行というのも一つです。GoTo狙いの人は行くのをあきらめるでしょうから京都もすいているかもしれません。
続行
続行することにしました。
その際、再度検索してみたら、予約時にはフルだったバスタブ付きのプリビレッジ ツインに3つ空きができていました。やはりGoToの影響でキャンセルがあった模様です。
また、料金自体、部屋をアップグレードしても148,600円と約18,000円下がっていました。こちらは飛行機のキャンセルがかなりあった模様で往路は最低料金になっていました。
予約を変更するにはいったんキャンセルする必要があります。キャンセルすると税金で50%の補償を行うことになるけれど、直接観光業を支援することになるのでGoToの趣旨にはあっているかと思います。
GoToは使えなくなったけれど、元々GoToだから京都に行く事にしたわけではなく、行く事にして予約したらGoToが使えたという感じなので元に戻っただけです。
先日の鎌倉旅行を考えると、京都の旅行も神社仏閣巡りでほとんど外にいるでしょうからコロナリスクは低そうです。
元々私は、コロナで高齢者が亡くなるより、不況で現役世代が自殺する方が問題だと思っていますし。
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