お台場海浜庭園で2泊3日のキャンプ 2020年
11/13の金曜日からお台場海浜庭園に2泊3日のキャンプに行ってきました。
(写真はクリックすると拡大できます)
場所
千葉県、房総半島の南の端の方にあります。東京のお台場海浜「公園」と間違えますが場所はまったく別です。
お台場というからには砲台が設置してあったのだろうと思ったところ、やはりそのようです。
http://www.odaibakaihinteien.jp/newpage1.html
11/13 金曜日
利用は9時から
電話で予約した際にチェックインは12時からとサイトにはあるけれど実際には9時に行って、係りの人がいなければ勝手にチェーンを開けて入ってもよいという事でした。サイトには書かれていないので本当にそうなのかは電話で確認した方が良いと思います。
そのため9時に到着するつもりで家を出たけれど、Google先生に案内された新宿からのルートで初台南の入り口を見逃してしまい、いずれ入り口があるだろうなんて甘いこと考えていたら結局首都高C2は大井ふ頭まで入り口はなくて延々と下道を行く羽目になってしまいました。
まるい鮮魚センター
途中、海ほたるで休憩しながらようやく館山に到着。予定していたまるい鮮魚センターに寄ってお刺身の盛り合わせや伊勢エビを調達します。
まるい鮮魚センターはまるい鮮魚店のすぐ近くにあって、センターの方に駐車場があります。鮮魚センターが鮮魚、鮮魚店は干物を扱っています。
イオン館山
刺身を調達した後は館山のイオンで日本酒や野菜を調達。日本酒は地酒が結構あったので、ラベルを見て寿萬亀とむらの酒を買いました。
キャンプ場到着
キャンプ場につくとゲートにチェーンがしてあり、自分たちで開けていたところキャンプ場のお姉さんがやってきて処理してくれました。
チェックインの際にコロナ対策でごみは持ち帰りという事でしたが、どうしてもという事であればゴミ袋代を払えば処分してくれるという事でした。
フリーサイトなので、どこでも好きなところに設営してくださいという事でした。でも、トイレや洗い場は一か所しかないので、必然的にある程度近くの場所を選ぶことになります。
見晴らしの良い場所は風が強く、そうでない場所はそれなりの風なので当日の予報を見ながら場所を選ぶとよいと思います。(2023/1/24 追記 後述するように、予報はキャンプ場ではあてにならないので、強風がくると思って設営するのが良いと思います)
キャンプ場のレビューを読むととにかく風が強いという事が書かれています。実際に、着いた時にはそれなりの風が吹いていました。とはいえ設営に難儀するという程でもなく、設営後は風もやんで穏やかでした。
日帰り入浴
設営が終わったので温泉に行こうかと思ったところ、なんと付近の日帰り入浴できる施設に電話したところ、3時までの営業でいったん終了し後は6時くらいからの再開だという事です。仕方なく3時過ぎも営業してた館山市内の南総城山温泉 里見の湯まで行く事にしました。
里見の湯は一応温泉ということなっていますが、実態はスーパー銭湯で、温泉らしさはまるで感じませんでした。ただ、それでもよかったのは高濃度炭酸泉です。
ドイツでは心臓の湯と呼ばれ日本でも療養にも使われるとかで、肌についた泡から炭酸成分が吸収され血行がただのお湯の3倍から7倍良くなるのだとか。確かによく暖まった気がして、これ家にもほしいと思いました。
晩御飯
キャンプ場に帰ったころにはとっぷりと陽も暮れていたので早速晩飯。刺身は美味しいことは美味しいけれど感動的という程ではなく、朝買って夕方食べたので鮮度が落ちてしまっていたようでした。残念なので明日のリベンジをすることにしました。
禿げ山の一夜
一時期収まった風も夜が更けるにつれてまた吹き始め、深夜には結構な風になりました。明け方近くには最強となり、インナーテントの中にいても風を感じるほどでした。テント自体も全体に揺れて、無印良品南乗鞍キャンプ場で台風が日本海を通過したときもこれほどではなかったと思います。
タープは最悪倒壊するかもしれませんが、経験上テントが潰れる可能性は低いので、タープはあきらめて寝ることにしました。カンガルースタイルだとこうはいきません。私がタープ内テントにしない理由はこのためです。
海ほたる 平日の朝だけあって人も少ないです |
海ほたるから東京方面 |
まるい鮮魚センター まるい鮮魚店は干物やでちょっと離れた場所です |
愛嬌があります |
刺身はお任せ 朝で客がいないので30分くらいで作ってくれました |
伊勢海老を奮発 |
ブダイ? |
マグロの子供だそうです お兄さんが色々説明してくれました |
刺身ができるまで海岸を散歩 |
キャンプ場のサイト |
沖をイージス艦らしきものが航行 |
サイト全景 初日はこのエリアは奥のソロキャンパーだけでした |
富士山が見えます 他には三浦半島、伊豆半島、伊豆大島も見えます |
伊勢海老の刺身は初めてです 朝作ってもらって時間が経ったので鮮度が今ひとつでした |
館山イオンで調達した地酒 寿萬亀 |
チョコバナナ |
11/14 土曜日
一夜明けて
夜が明けても一応タープは無事でしたが、南側の風下の張り綱はすべて緩んでいて、タープが風に吹かれて浮き上がっていました。
風を避けるためにタープのパネルを開けて寝ましたが、観察しているとどうやらコールマンのタフスクリーンタープ400はパネルを閉じておいた方が、パネル自体が構造材となってフレームの倒壊を防ぐようでした。
スノーピークのリビングシェルは開けたほうが安定していたのでタープによって挙動が異なるようです。
温泉と買い出し
起きた時強かった風もだんだん収まり、午前中はのんびりして、午後から温泉旅館花しぶきに行き、それからまたまるい鮮魚センターに刺身を買いに行きました。刺身は朝のうちに電話注文をしていました。
花しぶきは内部がきれいで、スタッフの皆さんも丁寧で、風呂も循環だけれど気持ちの良いものがありました。館山で探してみても温泉はすべて鉱泉(ぬるい温泉)でした。なので基本的に循環なのでしょう。
まるい鮮魚センターは事前に注文しておいたせいか、飾り切りされていたり、魚もヒラメやイナダが入っていたりと昨日よりいい感じでした。イナダは未熟なブリだからまずいと思っていた妻もうまくてびっくり。
空母らしき艦。あまりに巨大で最初見た時いつの間にあんな島が、軍艦島か!?と思いました |
強風で波が強いです。波濤 |
泥棒猫が! 寝る前に姿を見たので食べ物は全部クーラーボックスと車に入れました |
昨晩の伊勢海老で味噌汁を ウマイ! |
見たこともない生き物がタープに強風で貼り付けられていました ググったらサツマゴキブリなる野外種でした 本来は九州四国に生息するイキモノらしい |
徒歩数分のところにある洲崎灯台 AKB48のプロモーションビデオが撮られたそうな |
灯台敷地より館山方面 |
灯台敷地よりキャンプ場方面 |
別の場所からキャンプ場全景 |
温泉、花しぶき 内部は雰囲気良くてスタッフの皆さんもとても丁寧でした 次回の温泉もここかなと思っています。 |
まるい鮮魚センターで作ってもらった刺身 2500円で注文 結構量があって刺身だけでおなか一杯に |
角度を変えて |
イオン館山店で買った地酒、特別純米むらの酒 結構おいしいので次回もリピートしようかと |
まるい鮮魚センターで買ってきた伊勢海老 ビフォー |
アフター 伊勢海老はお店で氷水に入れてシメテもらっています それでも火が弱いのか少し動いて可哀そうでした |
時間がないので一気に燃やします |
この後完全燃焼まで行きました |
11/15 日曜日
最終日は、朝から穏やかな風でゆっくりと撤収ができました。
温泉千里の風
撤収後は千里の風で温泉に入りました。やはりここも循環風呂です。ただ、外の風呂は眺めが良くていい感じでした。キャンプ場から温泉まで行く途中の道に砂丘らしきものもあったし、今度は浜で遊んでみてもいいかもしれないと思いました。
味処あさみ
昼飯は、味処あさみ。サンガ焼きを食べたかったけれど、着いたのが遅くてすでに売り切れ。仕方なくアラ煮定食を食べたらこれはこれで生臭さもなくおいしかった。妻のアジフライもうまくて、臭みがないと感心していました。
佐助どんの寿司
まるい鮮魚店の上にある佐助どんで前日に予約しておいた寿司を買って帰路につきました。
アクアラインはそれなりの渋滞でしたが流れてはいたので思ったよりも良かったです。
佐助どんの寿司はネタは美味しい。ただ、シャリがぎっしり握ってあってこれはちょっと。あれでシャリの握りもよくなればとってもうまいと思う。
ホットサンド トマトとコーンビーフ |
デザートはおけさ柿 |
味処あさみのアラ煮定食 夕飯のためにご飯を残す予定がついつい食べ過ぎました |
佐助どんの寿司 |
強風対策は必須
前評判通り、確かに風が強いので、いい加減な設営だとタープやテントが潰れかねません。また、時には相当に強い風が吹くようなのでまともに張っても潰れる時もあるかもしれません。
当日の予報では館山市内で風速3mから6m位でした。しかし、実際には海に多数の白波が立っていたし、夜中に電線は鳴っていたし、風に向かって歩きにくかったので、次のページからすると風速十数m/sはあったと思われます。
■風速の目安 GPV気象予報
また、まだサイトでそれなりの風が吹いているときに洲崎灯台まで行ったところ、ちょっと民家の所に行っただけで無風状態になったので、市内の風速予報はあてにならないと思います。
一日のうちでそよ風の時もあれば結構な風が吹くときもあるので、設営時に甘く見ないで張り綱は長めにすべて張り、ペグは抜けないように深く打ち込むことをお勧めします。
私たちが設営した場所は、下が小石かなにからしく、ソリッドステークを打ち込むのも容易ではなく、打ち込んだら打ち込んだで今度は容易には抜けなくなりました。力任せに打ち込むとえらいことになるので確認しながら打ち込んだ方が良いと思います。
ジュラペグは入ったり入らなかったりだし、かといって30cmのソリッドステークは打つのが大変で長すぎるので、これに懲りてタープの床を固定するための20cmのソリッドステークを追加購入しました。
場合によってはタープは張らずにテントのみとした方がよいかもしれません。
景色は抜群
風に悩まされはしたものの、景色は抜群でした。まさか伊豆大島の灯りがあんなに近くに見えるとは思いませんでした。沖を進む船を見ているのもなかなかいいし、またリピートしたいと思います。
場内の設備は今ひとつ
場内の設備はそれほどいいと言えるものではありません。トイレは以前のレビューで見た時の仮設ではなくなっていて普通の快適なものになっていました。
洗い場の方は、一部使えなかったり、強烈な悪臭がするシンクがあったりするので、これは早急に要改善だろうと思います。逆に洗い場さえ改善されれば問題ないと思います。
洗い場とトイレが一か所しかない割には、それほど渋滞もせずに何とかなっているようでした。チェックアウトが12時までと比較的遅いのが良いのかもしれません。
場内ストリートビュー
場内のストリートビューです
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