MUFGカード プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードを解約
海外旅行用に契約していたMUFGカード プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードを解約しました。
MUFGカード プラチナ・アメリカン・エキスプレス
三菱UFJフィナンシャル・グループが発行するプラチナアメックスカードです。
以前インビテーションが届いたので申し込んでみました。インビテーションがなくても申し込みはできます。
年会費が税抜き2万円かかるだけあってそれなりのサービスが付帯します。とはいえ、私が実際に使ったのは次のものでした。
- プライオリティパス
- 手荷物空港宅配サービス
- プラチナコンシェルジュサービス
- プラチナ・グルメセレクション
- 銀聯カード
- 海外旅行保険(保険金をもらったことはありません)
1 プライオリティパス
ある程度の海外旅行好きの方なら誰でも知っているプライオリティパス。このカードがあれば空港のラウンジを利用可能な場合があります。私たちの場合このためにプラチナカードを持っていると言っても良いでしょう。
ラウンジとは何かというと要は待合室です。ラウンジのレベルはピンキリです。
カードラウンジ
よくあるのがクレジットカードのゴールドカードとかで使えるカードラウンジです。カードラウンジは制限エリアの外側(出国審査やセキュリティの手前)にある場合があり、おちおちゆっくりもしていられないため基本的にはつかえないラウンジです。サービスもアルコールは有料なようです。
ただし、羽田の国際線ターミナルは制限エリア内にあり、なおかつ新しいアネックスの方は後述する航空会社ラウンジとそん色ない内装で雰囲気も良く2回使ったことがあります。羽田にはプライオリティパスで使える航空会社ラウンジがないというのもあります。
有料ラウンジ
5千円位出せば誰でも入れるラウンジです。基本的に制限エリア内にあり、アルコールの提供や軽食、シャワールームの利用等それなりのサービスを利用可能です。
しかし、内装や食事内容はそれなりです。かなり混んでいることもあるし、誰でも入ってこれるのでセキュリティ面でも不安が残ります。
私はお金を払ってまで使う気にはなりません。
プライオリティパスではこちらしか使えないことがしばしばあります。
航空会社ラウンジ
航空会社がファーストクラスやビジネスクラスの乗客、上級会員のために用意するラウンジでこれが本当のラウンジと言えるでしょう。
航空会社の威信をかけて作られているため、広いスペース、充実したサービス、高級感のある内装とソファー等を持つことが多く、それなりの料理やアルコールが提供されている場合もあります。
航空会社によってはスパが提供されている場合もあります。ファーストクラスラウンジの場合レストランと変わらない料理やサービス、個室が提供される場合もあります。
ただし、航空会社ラウンジもピンキリで、ペルーのフリアカ空港のラウンジは場末のスナックを思わせるしょぼい内装で目を疑うものがありました。
とはいえ、大概の航空会社ラウンジは快適で、基本的に利用権がない人は入ってこれないためセキュリティも比較的高く感じられ(油断大敵ですが)、空港の喧騒を離れて優雅なひと時を過ごすことができます。
プライオリティパスで使えたらラッキーと思ったほうが良いでしょう。
過去にプライオリティパスで使ったことがあるラウンジは、成田のユナイテッド、北京のエアチャイナ、モスクワのアエロフロート等があります。北京はファーストクラスラウンジも使えましたがビジネスクラスと大差はありませんでした。
2 手荷物空港宅配サービス
自宅や空港からスーツケースを無料で送れるサービスです。空港宅配サービスは結構料金がするのでコスパの良いサービスと言えます。
とはいえ、出発時には事前にスーツケースを送らなくてはいけないし、帰ってきたときもお土産があるのですぐ欲しいしで結局あまり使わないサービスでした。
3 プラチナコンシェルジュサービス
プラチナアメックスのコンシェルジュと言えば不可能を可能にする魔法のようなイメージがあるかもしれません。しかし、MUFG プラチナアメックスで使えるコンシェルジュは本家アメックスとは(多分)別物です。
スペインのレンタカー内にカメラを置き忘れたときにレンタカー会社に連絡してもらいましたが、なんだか自分で連絡しても大差ないような感じでした。また、結局カメラは出てきませんでした。
北京の中国語のホームページしかない北京ダックのレストランや、スペインのへんぴな村のレストランを予約してくれたので、これについては素晴らしいと思いました。
まあ、大概はホテル経由や英語メールで予約ができますが。
4 プラチナ・グルメセレクション
レストランを二人で利用すると一人分が無料になるという夢のようなサービスです。がしかし、実際に利用してみたけれど、そもそもレストランの選択肢が少なく、実際食べてみてもなんか値段それなりという感じでした。
同じお金を使うなら自分で選んだお気に入りの店で食べた方が良いと思います。
5 銀聯カード
中国で一般的なクレジットカード、銀聯カードを付帯させることができます。
中国ではVISAやMasterなどのインターナショナルカードを使えないホテルや店があったのでこれは重宝しました。というかこれが使えなかったらヤバかった。中国に個人旅行で行くなら是非作っておいた方が良いカードです。
6 海外旅行保険
海外旅行保険が付帯します。航空券等を買わなくても利用可能な自動付帯分で最高5千万円の傷害保険。航空券等も買えば利用付帯がついてさらに5千万円。合わせて1億円です。
ただし、傷害疾病の治療費はたった200万円しか出ないので、別途、損保ジャパンのオフなどの保険を組み合わせる必要があります。海外の医療費は高額なので200万円位ではまったく安心できません。車にひかれて、自己破産で済めばいいけれど、支払い能力がないとそもそも治療を受けられない恐れさえあります。飛行機での移送が必要(途上国では治療できない場合があるのでチャーター機で移動)になったら千万単位でお金が必要と言われています。アフリカでは外務省から無制限の保険が推奨されている国もあります。
賠償責任は3千万円。これだけあると大概の場合には何とかなると思います。不慣れな旅行で、店のものを壊したり、ホテルの備品を壊した場合も安心です。
その他、携行品損害補償(1品10万円、1旅行50万円)や救援者費用(200万円)もついています。車にはねられて家族に来てもらう際には救援者費用が便利でしょう。知人はパリで、交通事故にあったそうなので入っておいた方が良いと思います。上の記事の様にナースの付き添いも支払われるようです。
保険金額は変わる事があるので、加入時に実際にチェックしましょう。また家族カードの場合には保険金額が安くなります(ざっくり半額位)。
コスパ
MUFGプラチナアメックスは家族カードを1枚無料で発行できるので夫婦で使えば実質1人1万円のカードです。プライオリティパスを使える廉価なカードとしては年会費1万円の楽天プレミアムカードがあり、そちらと双璧だろうと思います。
私自身は楽天は嫌いな会社なのでMUFGプラチナアメックスを選びました。
プラチナと名がついているけれど実際には上記のようにゴールドカード相当、なんちゃってプラチナカードではないかと思っています。
コスパの面を考えると、年に一回直行便で海外旅行に行くだけなら行きと帰りにラウンジを使って(5千円×2=1万円相当)、荷物を送ればまあギリギリかなという感じです。私自身は5千円払ってまでラウンジを使おうとは思わないので。
年に二回、乗継便で行くのであれば、回数は大幅に増えて、最大8回ラウンジを使えます。これなら1万円÷8=1,250円で、シャワー利用料金と考えるとコスパが良くなります。
結構シャワーの効果はあなどれなくて、疲れているときに浴びると生き返るときもあります。
私たちの場合直行便で旅行に行くのはマレなので、まあギリギリ持っていてもよいかなと思い、この数年保有していました。
もっと頻度が多い方ならばとってもコスパが良いと思います。
コロナで解約
とはいえ、このコロナで使い道が無くなってしまったので、いったん解約をしました。
コロナで旅行系のカードを解約している人はとても多いんだろうなと思います。
コメント
コメントを投稿