Withings のスマート体重計 Body Cardio を購入
悩んだ末に、Withings社のスマート体重計Body Cardioを購入しました。
これまで使っていたのは
オムロンのHBF-253W-BKで次のページに書いてあります。
Withingsについて
Withings社がどういう会社なのか会社のサイトを見ても説明が見当たらないという、よくわからない会社です。
Wikipediaによると、フランスに本社があり、一回NOKIAに買収されたけれど、共同設立者が再度経営権を取り戻しているようです。
Withings Wikipedia
日本ではソフトバンクの子会社SB C&S株式会社が輸入代理やサポートを行っているようです。
Amazonのサポート対象となる販売元一覧もソフトバンクセレクションのURLです。
https://www.softbankselection.jp/product/pdf/detail/maker_info1207.pdf
Body Cardio
Withingsからは3種類体重計が販売されています。ラインナップは次の通りでいたってシンプルです。モデルが多すぎて何があるのかわからないタニタやオムロンとは大違いです。
体重計: Body 8,510円
体組成体重計: Body+ 13,910円
体組成体重計+心拍: Body Cardio 19,850円
安いのはBody+ですが、オムロンの足つきの不安定さに懲りていて、現在品切れなので、高いけれどBody Cardioにしました。心拍数があっても悪くないかもしれませんし。ただし、計測に時間がかかるという噂があります。
Body Cardio Withings
とても残念なのはWi-Fi 2.4GHzにしか対応していない事。家のWi-Fiはバンドステアリングを使っているので解除しないとだめかもしれません。
なお、どうやらBody Cardioは2016年発売で、その他は2017年発売のようです。そろそろ5GHz対応というか、バンドステアリング対応のモデルを出してほしいです。
購入
AmazonのWithingsストアから購入(販売者はAmazon)
価格: ¥16,755 お届け日時指定便 無料
ポイント: 168pt (1%)
直営なのに割引されているというよくわからない値付けです。ありがたいけれど。
Appleで買うと定価なので良かったです。
明後日届くようにしたので、届いたらセットアップしてみます。
以下は2021/2/15追記
使ってみたら
控えめに言って最高です。
デザインは期待通りの薄さで洗練されています。タニタはデザイナーを雇うか入れ替えるべきです。
アプリの出来が素晴らしくて、iPhoneから過去の歩数データを取り出し表示できます。
BMIや体脂肪率はもちろん、筋密度、骨密度まで表示され、心拍数も計測されます。歩いた歩数に応じて消費カロリーも表示されます。
心拍数計測にかなり時間がかかるかと思いましたが思ったほどではありませんでした。
本体をWi-Fiと接続すれば自動的にファームウェア(基本ソフト)がアップデートされます。
今までオムロンのアプリを使っていた妻に聞いてみたところ、「全然違う、前のは見る気にならなかった。今のは色々情報が表示されて面白い」という事でした。
セットアップ
最初にiPhoneと体重計をペアリングする必要がありますが、これは簡単。本体のボタンを3秒押すだけです。
セットアップは予めWithingsのサイトでアカウントを登録しておいた方がスムーズかもしれません。アプリにパスワード等がコピペできずにてこずりました。とりあえず簡単なパスワードでアカウントを作成し、後からPCのChromeで生成した複雑なパスワードに変更しました。
アカウントができてしまえば、後はアプリの指示に従って進めていくだけです。付属のマニュアルは読みませんでした。
Withingsのサイトからアプリをダウンロードするように勧められますが、実際にアクセスしてみるとダウンロードボタンなどは見当たりませんでした。素直にiPhoneのストアからWithingsのHealth Mateアプリをインストールした方が良さそうです。
体重計のWi-Fiが2.4G Hzにしか対応しておらず、Wi-Fiルーターのバンドステアリングを解除する必要がありました。普通の人は意識せず、2.4G HzのSSIDを選択すればよいので問題にならないと思います(2.4G HzのSSIDを判別する必要はありますが、片方でやってだめならもう片方で試せばよいと思います)。速度は不要なので障害物を透過しやすい2.4G Hzの方が良いのかもしれません。
思案したのは家族を登録するところです。方法が二つあって、同一アカウントで家族登録と、別アカウント登録。別アカウントを作成して登録するとそれぞれのデータはそれぞれにしか見えないようです。
Body Cardio - 複数のユーザーに体重計を設定するには
最初は別アカウントにしようかと思いましたが、検索したらうまくいっていない方がいたのと、妻を見張る必要があったので、私のアカウントに追加することにしました。
アプリの「プロフィール」を選択し、一番下までスクロールすると「家族」があるので、そこで追加できたと思います。上のリンクでは説明が異なっています。古いバージョンの説明でしょう。
追記: 「マイデバイス」の「共有する」から追加したかもしれません。
写真
外箱 |
ビニールがかかっています |
ハンドル付き |
内箱 |
きれいに収まっています |
充電用ケーブル |
平面 |
裏面 縦の線が足です |
側面 とても薄い |
起動時 |
ここにアクセスしてスマホにアプリを入れるようにと言われるけれど |
グラフが正しく表示されない
2021/2/18追記
妻のグラフを見たところきれいに描かれています。しかし、私のグラフを見ると変です。最近の計測がちょっとしか表示されず急激に立ち上がり、ず~っと左の方に線が続いています。
スクロールして見ると、なんか11/3に63kgという計測があり、これが原因のようです。2月に買ったわけだから、11/3なんて使っているわけないし。
どうやらこれ、設定途中に手動で入れた現在の体重のようです。入れろと言われたから入れたけれど、まさか11/3の計測として記録されるとは。
11/3の点をタップして右上のメニューから削除するを選んだところ、グラフが正常になりました!
グラフがおかしい場合、いびつになる原因を探して削除すると良さそうです。
脈波伝播速度
2021/2/23追記
この体重計には、脈波伝播速度(Pluse wave velocity)を計測する機能がついているようです。しかし、日本では法律上なのか機能が制限されています。同様の問題はWithingsのScanWatchなどの腕時計にもあるようです。
国としてはいい加減な測定値を信じて病気に気が付かないと困る、って事なのかもしれませんし、その認定業務で公務員を養っているのかもしれませんし、天下り先を確保しているのかもしれません。
いずれにしろAmazonのレビューを見ると現在は機能していないようです。
私はそれほど重視していないけれど、あればあったで良いので、いずれ有効になることを期待しています。
噂では出荷先のファームウェアによって調整しているという事なので、それが本当ならフランスやイギリスのAmazonから購入すれば機能しそうです。アプリ側で制限がかけられたらアウトですが。
フランスやイギリスで買ってもそれほど金額は変わらなそうですが、最大の問題は保証です。
電子機器の故障率はバスタブ曲線を描き、つかい始めの一年は故障する可能性が高いです。ここを乗り切れるかどうかは勝負になってしまいます。
コメント
コメントを投稿