福島県民のガン増加の可能性は低い
福島原発事故により福島県民がガンになる可能性は低いという記事が出ていました。
読売新聞
福島原発事故、「がん増加する可能性は低い」…国連科学委が論文や調査から見解
朝日新聞
「福島県民がん増える可能性低い」 被曝線量を下方修正
将来の大統領のための物理学
私は被災当時から原発によるがんについては心配していませんでした。それは次の本を読んでいたからです。
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原題は、Physics for Future Presidentsで、将来の大統領のための物理学、です。つまり大統領が知っていなくてはいけない科学知識という事です。
カリフォルニア大学バークレー校の学生が選ぶベスト抗議に選ばれた講義集のようです。
原発事故によるがんは少ない
この本の中で、チェルノブイリ原発事故について、実はがんで亡くなる人よりも、移住を余儀なくされてストレスからくるアルコール中毒等で亡くなった方の方が多いという話が載っていました。
更に、ガンで亡くなった方も通常のガンについてはたばこやアルコール等によるがんに埋もれてしまい、明らかに増えていることを認識できなかったという事です。その程度なんです。
酒やたばこをやりながら福島の放射線を恐れるのはナンセンスという事です。ちなみに2019年の男性のガン死亡数1位は肺がんだという事です。
唯一子供の甲状腺がんだけは通常は子供に見られないガンなのでこれによりがんの増加を知ることができるという話だったと記憶しています。
そのため、私は被災後落ち着いてすぐに以前訪れたことがある福島のキャンプ場に行っています。科学的にはがんになる確率は低いからです。
福島県産の農産物についてもまったく気にせずというよりは見つければ積極的に購入していました。
無策な政府
上記の様に、チェルノブイリ原発事故の結果から、実は放射線による健康被害は大したことがないということがわかっていました。
しかし、政府はまったく無策でチェルノブイリの問題を繰り返しています。
どれだけの人が、移住により大きなストレスを受けて失意のうちに世を去ったことでしょうか。
政府は原発事故による健康被害は大したことはないという事実を周知するべきだったと思います。
政府としては原発は絶対安全だから事故後のことなど想定しないという立場だったのかもしれませんが、災害だけでなく、テロや軍事攻撃だってありうることを考えたら、事故後の事を考えるのは当然の事でした。
よほど危険なCTやバリウム
福島の軽微な放射線よりもむしろCTやバリウムの方が問題だと思っています。次の健康診断の投稿のところに書きましたが、CTやバリウムで浴びる放射線はかなり強烈です。
日々弱い放射線を浴びるよりも一度に強い放射線を浴びたほうが危険だと思います。
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