日本のコロナはアメリカとの関連性があるように見える
9月になったので、世界の感染者と日本の感染者数を比較して見ました。
先月の比較はこちらです。
オリンピックとお盆による増加
ここまでのグラフ比較は次の通りです。元のグラフは次のサイトからの引用です。
Japan COVID-19 Coronavirus Tracker
画像はタップすると拡大できます |
オリンピック期間の7/23から8/8当たりの日を青枠で囲ってみました。また、その後のお盆の日位をグリーンで示してみました。
これを見ると、オリンピックのために海外から大量に持ち込まれたウィルスが急激に感染者を増やし、お盆で地方に拡散され、という具合ではないかと思います。今回はいまだかつてない増加の仕方です。
それが去って、急激に減少に転じという感じだと思います。
ちなみにコロナの平均的な潜伏期間は4.9日くらいのようです。開会式の当日来日するわけではなくしばらく前からきているでしょうから納得のグラフです。
お盆による地方への拡散
全国と東京の新規感染者数グラフを比較したものです。お盆の日(8/13位)をグリーンで示しています。
元グラフはNHKのサイトから引用
2021/9/9 取り消しと追記
これを見ると概ねお盆くらいから全国と東京の流行がクロスしています。まず東京で流行り、それから全国に拡散という構図が見えます。潜伏期間を5日くらいとみれば納得の図です。
都会から地方へというのは別に私の想像ではなく、大昔にNHKを見ていたらインフルエンザが年末年始休暇で都会から地方に人の流れに沿って見事に拡散するというのをやっていました。
上のグラフは開始位置の合わせ方でだいぶ異なってくることがわかりました。単純に人数軸を同じにして、再度NHKのデータから作成しました。
こうしてみると歴然と東京が先行して地方に波及という感じではなさそうです。第5波については若干東京の山が全国に先行しているかなという気もしますが。
日本の影響はアメリカからか
今回New York Timesのグラフを見ていたところ、つぎのリージョン別のグラフが気になりました。
赤い線がアメリカ |
このアメリカの赤いグラフって、次の日本のグラフと結構似ているのでは。
日本 |
NewYorkTimesのグラフを見るとヨーロッパとかアジアはアメリカとは別物の動きをしています。どうして日本はアメリカと似た流行の仕方をしているのか。
沖縄が妙に多いワケ
前から気になっていたのは沖縄。なんでこんなにいつも多いのと思っていました。
沖縄と言えば米軍基地。もしかして米軍基地からもたらされているとか!?
まあ、これは半分冗談みたいなものですが、パズルのピースがはまったように妙にしっくりきます。
米軍基地だと日本の検疫の感染者数には反映されないでしょうし。
怪しい。
2021/9/8追記
Wikipediaで在日米軍の人数を調べると家族を合わせて約9万4千人。これくらいの人数だとさすがに影響はなさそうな気がします。9万人くらいだとあっという間に集団免疫を獲得してしまいそうだし。
在日米軍 Wikipedia
2022/1/10 追記
最近のNHKニュースでついに米軍基地が取り上げられ始めました。う~む。
沖縄県“市中感染のオミクロン株 米軍基地 従業員と同系統も”
緊急事態宣言の効果って一体
政府は9月も緊急事態宣言延長の方向だというけれど、上のNHKのグラフを見てもわかるように、東京なんてとっくのとうにやっているけれど、それとは無関係に増加傾向は微動だにせず感染者数が順調に増え、そしてやはり無関係に減少していっています。
というか、私は前から書いているように日本のコロナは海外由来、そして今回思ったのは特にアメリカ由来なので、緊急事態宣言なんてやっても意味ないんではないかと思っています。
この9月の延長で、予定していたキャンプがまた風前の灯火です。ルールを守っている者損のこの意味のないと思える制度に本当に腹が立ちます。
2021/9/9追記
ワクチン接種をしていれば他県への移動自粛も緩和するかもしれないという話です。
コロナ行動制限、10月以降緩和 ワクチン条件、段階的に―酒類提供、イベント開催
死者数
2021/9/8追記
死者数の推移です。
元データはNHKのサイトより。
感染者数の爆発的な増加に対して、死者数は、第3、第4の流行よりも抑えられています。ワクチンの効果と見るのが妥当でしょう。
2020年の死者数合計が3,492人。2021年1月から8月の死者が12,578人。
ワクチン接種は5月くらいから始まって、6月くらいから本格化して9月の時点で約47%。ざっくり7月以降にワクチンの効果が表れると考えます。
日本国内 ワクチン接種 全人口に占める割合 NHKより
7月、8月の死者合計が1286人。これを元に9月から12月の4か月分の死者を計算すると2,572人。1月から8月の死者12,578人に足すと15,150人。今年はこれくらいで終わるのかもしれません。
ワクチン接種がさらに進み、今回のような海外からの流入はもうないから爆発的な流行もおこらないと仮定すればもっと少なくすみます。
東洋経済の記事によると、イスラエルではワクチンの効果減少に伴い感染者数が増えているという事です。しかし、重症者の抑制効果はあるようなので、死者数も抑えられることが期待できます。
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