次期主力2ルームテント、Snow Peakのランドロックを発注

次期主力2ルームテント兼シェルターとして、Snow Peakのランドロック(TP-671R)を発注しました。


タフスクリーンタープ400+アメニティドームM

現在の主な構成は、コールマンのタフスクリーンタープ400と、テントはアメニティドームMです。

コールマン タフスクリーンタープ/400 を購入しました

テント アメニティドームM (SDE-001RH)を購入しました

前回のキャンプでタープに雨漏りが見られました。実用上は問題ないのですが、3年で雨漏りするとはモンベルやSnow Peakを使っていた経験からすると品質に疑問を感じます。

以前はコスパ最高!、と思っていましたが、なんか一気に気分がなえてしまいコールマンはもういいかなと思ってしまいました。(先日購入したソフトクーラーがベタついていて返品したのもあると思います)

機能的には、日差しを透過しやすい以外は何の問題もなく、使い勝手も良いため残念です。

購入時価格は3万円位なので、コスパ的には1年1万円と悪くないというか、むしろとても良いのですが。

ただし、定価は49,800円で、さらに現時点では、Amazonで5万円台、楽天にいたっては7万とか8万とかわけのわからない価格で売られています。今も3年くらいでダメになるとしたら一気にコスパが悪くなります。

あとは、今回設営撤収をしていて、二人のキャンプでシェルターとテントを張るのはやっぱり結構負担だなと思ったのもあります。タープとテントのペグをフルに打つとなんと54本(笑) ペグ拭き担当の妻が、まだあるのかと思ったと言っていました。

スノーピーク 鉄製ペグ ソリッドステーク 20cmを購入

設営スペースについても、テントのアメニティドームMがなにげに505cm x 280cmと、実はタープの長辺4mよりも長くて結構場所を取ります。お互いの張り綱でテントとタープの間を歩くのは容易ではない場合もあります。

更に、四人までのキャンプでは問題ないのですが、それ以上となると手狭感があります。クーラーボックスや他の道具をキャノピーの下に出してしのいだ時もありましたが、もっと大きいシェルターがあってもいいかなと思うようになっていました。


当初は否定的

ランドロックは2009年に発売されたのではないかと思います。始めて見たのは多分今は無き修善寺のキャンプ場だったと思います。これがランドロックか!、と思った記憶があるので、カタログか何かでその存在は知っていたのでしょう。

「それは、テントと言うには、あまりにも大きすぎた」というのが私の第一印象でした。

この物量はないだろと思いました。当時リビングシェルを使っていて、それでさえ雨の後の処理は大変でしたから、それよりさらに大きいというのはありえませんでした。

また風についても、リビングシェルでも強風の時は容易ではないのに、どうなるんだろうというのがありました。

そして、今となってはその価格です。本体価格174,900円に、ルーフ、インナー、グランドシートを足せば228,140円という一体何のお値段ですかという、天文学的ともいえる金額です。

10万を超えるキャンプギアはありえんと思っていたので長らく対象外でした。


だがしかし

今回タープがダメになってみると、やっぱり幕はスノーピークかなと思うようになりました。

そしてランドロックは広すぎるくらいに広いです。単純計算で、次のように約1.8倍の面積です。これなら仲間で集まっても安心かもしれません。

タフスクリーンタープ400: 4m × 3.6m = 14.4m2
ランドロック: 4.05m × 6.25m = 25.3m2 

ランドロックなら、テントのスペースを考えずにランドロックの設置スペースだけを考えればよいので、設営はかえって楽な気がしてきました。

標準装備のペグは27本で、なんと今のタープ+テントの丁度半分のペグ。これはととても楽になりそうな予感がします。(ドアパネルを跳ね上げるとさらに追加だと思いますが)

約23万円というと高く感じますが、期間あたりのコストを計算するとこうなります。

10年持ってくれるなら年間コストは2万3千円
年5回キャンプをすれば一回当たりのコストは4,600円
一回当たり二泊するなら一泊当たりのコストは2,300円
キャンプ場の一泊料金を5千円とすると合わせて7,300円。

こうしてみると、無茶苦茶高いというものでもないような気がしてきました。ランドロックはテントもついての価格だし。後述する優待券を使えば一泊のコストは1,840まで下がります。二人で一泊7千円弱(6千円弱を訂正)なら十分ありじゃないでしょうか? というか安い? (実際には他に寝袋などが要りますが)

ちなみにタフスクリーンタープ400が3年しか持たないとすると49,800 / 3 = 16,600円。この金額にはテント代は含まれていないので、大差はないとも言えます。

さらに、2ルームテントになることにより、雨の日のテントの出入りのわずらわしさが無くなります。夜寝るときにランタンやモバイルバッテリー、洗面道具などの荷物を持って移動する必要もありません。ファスナーを開けて放り込むだけだし、忘れても雨にもぬれずに取りに行けます。

そしてシールドルーフがあるので基本的に雨漏り問題とは無縁だと思えます。仮に本体の屋根に穴が開いたとしてもシールドさえ問題なければ大丈夫なはずです。(横殴りの暴風雨はだめかもしれませんが)

そう考えるとランドロックもありなのではないかと思うようになりました。


懸念点

そうは言っても懸念点はいくつかあります。

  1. 雨の日の後処理が憂鬱
  2. 積載量の増加
  3. テントに対する耐風性の低下
  4. 眺めの低下

乾燥

タフスクリーンタープ400を浴室で干すのも厄介なのに、その2倍近い面積があるランドロックを果たして干すことができるのでしょうか? 

まあ、以前はリビングシェルを干していたので、なんとかなる(するしかない)のかもしれません。場合によっては浴室ではなくベランダに干してみようかと思います。(この部屋はなぜかベランダの風がやたら強くて普通の洗濯物も干していません)

追記: スノーピークの乾燥サービス¥8,250を利用するのも一つなのかもしれません。

テント・タープ・シェルターの乾燥サービス

高くて以前はありえんと思っていたけれど、数日浴槽が使えないことや、ひっくり返す手間や、落ちてきた葉っぱや泥、虫などの処理をすることを考えると、それもありなのかなと思いました。経験上、濡れたまま持ち帰って浴室で干したことは数えるほどしかありませんし。(私は仕事と、旅行の天気運は異常に強いです。くじ運はこれまた異常に弱いです)

積載

積載量の増加も懸念点の一つです。しかし、現在はタープ+テントなので、それよりはむしろ少なくなりそうです。

上はリビングシェル、下はランドロック。それほど極端には違いません。

次の写真は、以前タフスクリーンタープを購入したときのリビングシェルとの比較です。右がリビングシェルです。


ランドロックはフレームは別ケースだと書かれているので、収納性は今と大差ないかむしろ良くなるかもしれません。

風に関しては、これはもうやってみるしかありません。

リビングシェルも何とかなっていたので、ランドロックも耐えてくれることを祈ります。

ただ、これまでにキャンプ場内のテントが複数潰れるような強風も経験しているので懸念はあります。

眺望

前室、と言っていいのかどうかわからないけれど、前室からの眺望は、インナーテント側がふさがれるのと、サイドドアパネルと前方ドアパネルの間がパネルなので全部メッシュにした時の眺望は明らかに制限されます。

次のスノーピークの写真ではインナーテントの前後が解放してあり、見通しが良く見えます。しかし、キャンプをしたことがある方ならわかると思いますが、こんなことしたら、クモやらカメムシやら毛虫やイモムシ、アブハチがすぐに入ってきてしまうのでありえません。写真はあくまでもイメージです。

スノーピークサイトの写真にリンク

インナーテントもアメニティドームと変わらず、前後にしかメッシュがないようです。ただし高さがありパネル自体が大きくなっているのでメッシュ時の解放感は高まるかもしれません。できればインナーテントの側面にもメッシュを付けてほしかったなと思います。(どうやら以前のモデルはついていたようですが、無くなったようです)

なお、過去にはドアパネルのサイド部分をメッシュにした、ポイント交換できる限定モデルパーフェクトランドロックが存在したようです。

ドアパネルのサイドウォールもあり、雨天時の対応もでき、確かにパーフェクトと付くのもわかります。ただし、現行品よりもさらに重く扱いずらく強度にも難があるのかもしれません。

パーフェクトランドロック Pro.★PG-270 - メルカリ


購入

相対的にはともかく、絶対的には高額な商品なのでできるだけ安く購入したいところです。ネットで検索すると、ショップの全品割引セールで買う方法や、ゼビオの株主優待券を使う方法が書かれています。

近所に全品2割引きをするようなショップがなさそうですし、あっても物があるかどうかが問題です。

株主優待券

となると株主優待券。金券ショップで扱っているところもあります。

ゼビオ株主優待券 20%割引券 2021年12月31日まで - J market

東京や新宿など複数の店舗を展開しているショップが堂々と販売しているので、優待券を購入することに違法性はなさそうです。

ネットにある優待券裏面の写真を見ると転売禁止とは書かれています。売る側の株主によっては何らかのペナルティが存在する可能性はありますが、譲渡無効とは書かれていませんし、無効であれば金券ショップも販売できないはずです。

実際のところは、譲渡無効にしたら、じゃあもう株主やめたとなりかねないし、ゼビオにしても想定された範囲内(発行された優待券の範囲)で売り上げが増える分にはそれはそれと思っているのかもしれません(年2回の全品二割引きと本質的に変わらない)。

ただ、転売を許すと入手が容易になり株主になるインセンティブが損なわれてしまうため、それゆえ転売禁止にしている可能性があります。

ちなみに、株を購入することも検討してみました。現在の株価は899円で、優待券をもらうには100株必要だから約9万円の投資が必要です。それは良いとしても、3月時点で保有していてようやく6月に支給です。6月となると結構先の話です。

また、ゼビオの株価も冬を迎えたせいか、9月をピークに絶賛下落中です。過去には700円台まで下がっているので、2万円の損失が出る可能性は十分あり割引分は帳消しです。

私は優待券目当ての株購入は投資としては悪手だと思っているので買う事はないでしょう。

というわけで、メルカリでサクッと購入しました。なお、他社の偽造優待券がフリマサイトで売られているという記事を読みました。メルカリ等での購入はリスクを伴う事を考慮した方が良いでしょう。


発注

というわけで、11/30にエルブレスで発注してきました。本体、グランドシート、インナーマット、そしてシールドルーフです。

本体は店頭在庫、グランドシート、インナーマットは他店取り寄せ、シールドルーフは在庫なしなのでメーカー照会という事でした。シールドルーフはSnow Peakのサイトで品切れなのでないのかもしれません。

他店在庫は納品まで一週間かかるという事でした。

品切れはしょうがないとして、現在ホームページに商品が載っているのに、このままランドロックが販売終了となって、シールドルーフも販売終了となったら激怒です。

その後のエルブレスからの回答ではシールドルーフは納期未定という事でした。メーカーに確認してもらったところ、販売終了ではないという事でしたので一安心。

とりあえずルーフ以外の商品を買うことになりました。

年が明けてから出動するか、それとも年越しキャンプにしてしまうか。悩みどころです。


リビングシェルに似た骨組み

2021/12/03追記

ランドロックに決めたポイントの一つが、リビングシェルの骨組みに似ているなと思った事です。

今までは意識したことがありませんでしたが、実際に購入するとなると設営手順も気になります。

そこでしげしげと取説を見てみたところ、むむ?、これってリビングシェルのAフレームを縦と横入れ替えて、センターフレームを追加しただけなのでは? と思いました。

これなら1本増えるだけなので何とかなるかもと、昔のリビングシェル使いは思ったというのもあります。

これで強風下でもちゃんと建ってくれるのなら嬉しい限りです。


購入

土曜日にエルブレスから連絡があったので本日12/6月曜日に購入してきました。

ランドロック 159,000円
グランドシート 9,800円
インナーマット 26,800円
送料 0円
株主優待券 -39,120円 (20%オフ)

合計 172,128円

ポイント 1,564発生

クレジットカードのマイルも2500くらいは付く計算です。

優待券は何事もなく受理されました。ポイントカードはありますかと言われ、ありませんと答えてその場で勧められて作ることにしました。1%のポイント付与は小さくないですから。この時点で株主ではないと言っているようなものです(笑)

もっとも、譲渡が禁止されているわけではないので、株主からもらったと解釈される可能性はあります。

転売禁止なのはあくまでも会社と株主の間の問題とはいえ、その片棒をかつぐのはどうかという道義上の問題はあると思います。

ただ、会社が本気でやるのであれば、転売時無効の条項を付ければ済む話です。そしたら私もそんなリスキーなもの買いませんし、金券屋も売らないかもしれません。

それをやらないのはやはり会社としても建前上は禁止だけれど、売れたら売れたでいいかと考えているか、強く禁止して個人株主に逃げられても困ると考えているのだろうと思います。

ちなみに、欲しい商品が転売されて高く売られていたら私は絶対に買いません。だからPS5も抽選で当たるまで待ちました。これはまた別の話です。

次の日曜日に届く予定なので、届いたらとりあえず開けてサイズ感を見てみようと思います。


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