170cmサブポールに対する適正張り綱の長さ
ランドロックを初張りしました。
スノーピーク推奨は190cmのポール
スノーピークとしてはランドロックのアップライトポールにはTP-080を想定しているようです。
ランドロックなどのパネルの跳ね上げに役立つポールセットパネルの跳ね上げ時に最適な高さ190cmの2本1組のポールセットです。3本継ぎなので、ランドロックのフレームケースに収まります。
190cmだと前室内から外を眺めた時に視界が広くなり解放感はあるのは確かだと思います。次の写真でも170cmだとパネルで空が遮られています。
170cmを使用
しかし、次の点からアップライトポールは170cmを使用しようと思います。
- レクタ用のサブポール170cm4本を既に持っている
- 雨の逃げ道は170cmの方が作りやすい
- 日差しを避けるには低い方がよい
1については私の理由です。既にレクタタープ用に170cmのポールを4本持っているのでこれを流用したいと思います。
2については、うちは台風直撃や警報が出ない限りは雨天決行ですし、雨はいつ降ってくるかわからないので、常に雨の逃げ道は確保することにしているため190cmよりは170cmの方が扱いやすいです。
3についても低い方が日差しも遮りやすいので快適さが増します。
また視界が欲しいなら、パネルを巻き上げるという手もあります。
170cmの場合の張り綱長は3.5m
170cmのポールを使用する場合のガイライン(ガイロープ)、いわゆる張り綱を用意する必要があります。
ガイラインとしてどれくらいの長さが適切なのか計算してみました。上の行は推奨ポール190cmの場合の計算式です。
ポールが1.9mだとすると、張り綱を45度の角度で張ると2.7mです。これはピタゴラス(三平方)の定理から計算しました。
そして、アップライトポールセット付属の張り綱長は7mです。二股なので1本は3.5mです。
同様に170cmの場合の張り綱45度の時の長さを計算すると2.4mです。2.4m / 2.7m の比率を3.5mに掛けると3.1mになります。つまり単純計算では170cmのポールに対しては3.1mの張り綱が妥当ということになります。
タフスクリーンタープ400に使っていた時は3mの張り綱を作っていました。
キリよく3mで作ることも可能ですが、それだとランドロックの3.5m, 2.5m と紛らわしくなります。
2.5mだと、自在の折り返しを考えると足りず、45度以下だと安定性に少し疑問を感じるため、ここは3.5mにしようかと思います。
そして、3.5mのロープの自在金具を赤にすれば容易に3.5mの綱を判別できるようになります。
経験上は二股は不要
ライトアップポール用のロープには3.5mのシングルを用意しようと思います。
しかし、そうすると190cmの付属ロープは二股(7m)なのに、170cmのロープはシングルでいいのかという疑問がわくかもしれません。
経験上、ポールがひさしの根本より高いと不安定になるので二股が必要だけれど、同等もしくはそれ以下の場合はシングルで問題なしです。これは、レクタタープのサブポールのロープがシングルなのと同じ理屈です。
特に私のように常に雨の逃げ道を用意すると、その三本目のロープによりさらに安定しますから。(二股にするのと同じような効果が出ます)
2022/3/13追記: 実際に使ってみると3本目のロープなしだと、若干不安定です。3本目を足すとビシッと固定されました。二股を使わない場合には3本目を使うと安心です。急な雨(風呂や買い物に行ったときなど)にも対応できますし。
ポリプロロープ Pro. 4mm10m カット(AP-006)
ポリプロロープ4mm 10m を4本購入しました。
2本の 10m を 3.5m + 6.5m に分割します。
6.5mはフライ内のセーフティーリングに結ぶ筋交いとして使います。
残りの2本からは3.5m を4本切り出します。
3mロープが2本無駄になるのが残念です。せめて15mにしてほしいものです。
2.5mロープ4本に赤い金具をつけようかと思います。
3.5mと1.5mは容易に判別ができるので、これでロープを見分けやすくなります。
ロープの色は白です。グレーも考えましたが夜見えにくそうで危ないので止めました。
自在金具を赤に交換
3.5mロープの自在金具を赤に交換しました。
左からこれで赤は3.5m、銀はその他という区別になります。1.5mと2.5mの区別は問題ないと思います。
自在金具はスノーピーク製にしました。以前強風で伸び切った自在金具を見たことがあるので、金具には信頼性が必要だと思います。安い中華メーカーの製品は使う気に慣れません。
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