ごみファイルの削除でPCが高速化
実家の母のPCのごみファイルを削除したところ、速くなったという事です。正しくは本来の速さに戻ったという事になりますが。
Chromeのキャッシュをクリア
母から、いつも使っているショッピングサイトのレイアウトが崩れていると連絡がありました。
送られてきた画像を見るとCSSが正しく処理されていない感じで崩れています。
普段見ているページが正しく表示されない場合は、まずはキャッシュのクリアです。
キャッシュと Cookie の消去 Google
1 「…」「その他のツール」「閲覧履歴消去…」を選択
2 「データの削除」を選びます。
「Cookieと他のサイトのデータ」を消すと、既存サイトで値の再入力を強いられるかもしれないので、チェックを外しておいた方が無難でしょう。
ついでにWindowsの不要なファイルもクリア
Windowsの不要なファイルも削除しておくとよいでしょう。
0 開いているソフトやアプリは全部閉じておきましょう。また、大事なファイルのバックアップ(コピー)を取っておくことをお勧めします。経験上は問題が起きたことはありませんが。
1 タスクバーにあるファイルエクスプローラーをクリックします。
2 ファイルエクスプローラーで「PC」を選択し、「C:」ドライブを右クリックし、「プロパティ」を選びます。
3 「ディスクのクリーンアップ」を選びます。
4 「システムファイルのクリーンアップ」を選びます。
5 削除したいファイルを選択します。ファイルを削除すると何らかの支障が出る可能性があります。「ゴミ箱」は削除しない方が良いでしょう。ごみ箱が空になります。
それ以外のファイルは、通常は削除しても問題がないと思っていますし、これまで削除してトラブルになったことはありません。「一時ファイル」はぜひ削除したいファイルです。
怪我の功名で高速化
結果的にはページが正しく表示されるようになっただけでなく、意図せず高速化されました。
パソコンの起動やLINEを開くのも速くなったという事です。
どうして遅くなるのか
アプリを起動すると、アプリは自動的に作業用のファイルを作成します。それをきちんと削除してくれればいいけれど、放置される場合もあります。そういったファイルが積もり積もって、大量になる場合があります。
そうなると、作業ファイルの操作に時間がかかるようになります。大量にファイルが入っているキャビネットから一つのファイルを探し出すようなものです。
アプリだけでなく、Windows自身も大量の作業ファイルを作成します。
また、作成された作業ファイルは色々な理由で破損する場合があります。そうなると破損ファイルの処理がうまくいかずにさらに時間がかかることもあります。
上の作業により、ごみファイルが一掃されるため、各種の処理が速くなる場合があります。
ストレージセンサー
2022/10/18 追記
今どきの Windows 10 や 11 にはストレージセンサーという機能がついています。
この機能を使えば、定期的に一時ファイルを削除することも可能です。
Windows 11 の場合、スタートボタンから「設定」を開き、「センサー」と入れれば「ストレージセンサーを有効にする」が表示されるので、それをクリックします。
実行するタイミングには「毎月」程度が良いのではないかと思います。毎日だと、それ自体が遅くなる原因となりかねません。
下の方に今すぐ実行もあったので押してみました。
私自身のPCは十分速いので、特に変わらない気がします。
遅くなるのを予防するのには良い機能です。
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