DOD キャンプ用一酸化炭素チェッカー2 CG1-559 を購入

キャンプ用に一酸化炭素警報器を買う事にしました。


外でバーベキューをしていたのに意識不明に

前から懸案だったふもとっぱらに行ってみようかという話になり、検索していると次の記事が。

キャンプでの一酸化炭素中毒事故 2ルームテント入り口のバーベキューでも、まさかの事故例が。。。

2ルームテントのひさしの下(つまり外)でバーベキューをやっていて、そのあとインナーテントに入ったら子供が二人意識不明になったという話です。

一酸化炭素は軽いから上の方に行くという話を読んだことがあります。ひさしのせいで一酸化炭素はテント内にたまっていって、下の方まで充満していたのかもしれません。(奥まで行った一酸化炭素は押されて、そして冷えて下に落ちる)

テント内の換気はされていなかったようです。

雨の日に軒下で火を使うというのはありがちな状況です。

以前から一酸化炭素は気になっていたのでこの機会に検知器を買ってみることにしました。


中華製品は信用できない

とりあえずAmazonを見てみるけど、どうも安いものは信用できません。次の記事を読んでも、やはり怪しげ。

やっぱり日本製?一酸化炭素チェッカー、みんなどれ使っている?【人気アイテム・選び方】 CAMP HACK

新コスモス電機の警報器も一つだと思うのですが、それなりに高いし、数値表示がないと動作しているのかどうか判断ができません。

新コスモス電機


CG1-559 に決定

というわけで、以前から存在は知っていたけれど、高くて手をこまねいていたDODのチェッカーを買ってみることにしました。

CARBON MONOXIDE CHECKER 2 DOD

製品については次のサイトで詳細にレビューされています。

DODの高性能一酸化炭素チェッカー2の使い方レビュー!日本製センサーの能力検証付き。 山行こ


直販サイトから購入

ヨドバシでも以前は売っていたようですが、今は販売終了になっています。おまけに定価より高いし。

仕方がないので、DODの直販ストアから発注しました。

次のように寿命が5年なので、変なところで買うのもどうかと思いました。

内蔵センサーの寿命は5年です。経年により検知機能が低下するため、必ず本体ごと買い換えてください。

届いたら動作確認してみようと思います。

価格は14,300円。高いけれど命には代えられません。

それに5年で割れば、年2,860円。それほど高いわけでもありません。

一年くらい使ってみて全く問題なさそうならメルカリに出してもよいかもしれません。


在庫アリ

2022/2/22 追記

昨日、在庫アリのメールが届きました。


知人は家用のものを買ってそれを持ち出す事にすると話していました。

家の中にもいるんだろうかと思って調べると、換気扇を回さずに火を使っていると、酸素が減ると急激に一酸化炭素が増えるようです。なるほど。つけるのを忘れていると危ないのかもしれないです。

一酸化炭素中毒に注意しましょう 東京都多摩立川保健所

実家は施工が悪くて隙間風が当たり家の中に雪が積もっていたこともあるくらいなので自然に換気されていました。

東京に来てからも24時間、常にトイレと風呂の換気扇は回しっぱなしだったので一酸化炭素中毒を気にしたことがありませんでした。

届いたら、色々測ってみようと思っています。


2022/2/24 追記

日本郵便で届きました。

そしていきなり電源が入らないという…

おまけに裏の電池の蓋が異常に固い。これ、女性では開けられないのでは…

とりあえずサポートに連絡しました。


2022/2/26 追記

昨日回答がありました。

当製品は製造時に動作確認を行っており、その際のテスト用電池が付属されています。

ただこの付属電池はお手元に到着するまでに放電してしまい、残量が無く電源が入らない場合があります。

必ず新しい電池をセットした上で動作確認や実際のご利用をお願いいたします。

Q.キャンプ用一酸化炭素チェッカー2 (CG1-559)のよくある質問まとめ

https://www.dod.camp/support/faq/faq_a/?id=291

手元に届いた時点で電池が無くなってるってどういう事? 

テスト用電池が入っていますという製品を使うことはよくあるけど、普通はしばらく使えるんだけど。いきなり電池切れというのは初めての経験です。友人も同感でした。

テストにならないものをつけてくるっていったい。製造時のテストだけならわざわざ電池をつける必要もないはずです。本来はユーザー側でのテストを意図したものでしょう。

一体いつ作ったんだ? 予想以上に売れなくて在庫がたんまりあるのでは?

5年しか持たないと製品ホームページに書かれているのに。


2022/3/2追記

2/28に回答がありました。

テスト用電池との記載による説明不足につきまして、
改めてお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。

こちらの当該電池は製造工程時における動作確認のテスト電池であり、
お客様のお手元でのテスト用途としては想定外のものとなります。

本件のご指摘については社内でも共有し、貴重なご意見として社内で共有し、
記載内容含め今後の品質改良にお役立てさせていただきたく存じます。

なお、別途いただいておりますご質問の寿命につきましては、
当製品組み込まれているセンサーの寿命を最大到着後5年とさせていただいております。

これはセンサーが経年によって徐々に感知力が低下するためであり、
弊社としても製造からお手元に到着するまでの時間を逆算し、
安全なご利用を担保できる期間として設定したものとなります。

そのため個々の製造時期について開示はしておりませんが、
到着後5年を製品の寿命目安としていただけますと幸いでございます。
※動作等の製品保証期間については到着後1年となります。

怪しい…

電池が届いたのでとりあえず交換してみました。

元々入っていたのはPanasonicの電池でした。

電池を交換するとCALが表示されます。Calibration(補正)をしているのでしょう。思いのほか時間がかかり壊れているのかと思ったくらいです。説明書には時間について何も書かれていません。

大分たってようやく0とバッテリーアイコンが表示されました。

うちのが早速今晩七輪でも使ってみるかと言っています。

それにしても、FAQを読むのが当たり前みたいな上から目線の回答なのには驚きました。だったら取説に書いておけよと思います。

取説を作る際にはテストバッテリーが到着まで持たないなんて想定していなかったんでしょう。

DODがこういう会社だという事が良くわかりました。

私の経験上、一事が万事です。会社の姿勢というのはいろんなところに波及するものです。

初めて買ったDODの製品でこれとは。


使ってみました

2022/03/26 追記

先日のキャンプで使ってみました。

炭火の上にもっていくとたちまち濃度が上がって400ppmくらいまで行ったような気がします。

前面パネルを開けたランドロックのインナーテントに設置して数値を見ていたところ、200を超えて点滅が始まりました。

ドアパネル等のパネルを開けてメッシュにしていったところ、90ppm以下に下がり50台で推移していました。

次のサイトにppmごとの人体への影響が書かれています。

一酸化炭素中毒(CO)について (給湯器の修理メーカーのサイトのようです)

やはり濃度を数値化できるというのはいいです。

色々問題もあったけれど、これは今後も使っていこうと思います。

一年くらい使えばよいかもしれませんが。


再度使ってみました

2022/4/10 追記

フォレストパークあだたらに行った際に再度使ってみました。

今回はあまり見ませんでしたが、たまに見ると十分低い値で推移していました。

一晩目はあまり風がないのに低い値だったのは不思議でした。

もしかしたら、風があっても風向きによってはむしろテントの中にCOが滞留しやすいのかもしれません。

二番目は雨が降っていたため、鎮火した焚火台をテントの中に入れて寝ました(灰の中に熾火が残っている可能性あり)。その際、念のためチェッカーをインナーテント内につるして寝たので安心できました。

以前使っていたコールマンのシェルターは上と下に換気用の口があり、下の換気口に手をかざすと風が入ってくるのがはっきりわかりました。そのため、それほどCOについては心配していませんでした。

しかし、スノーピークのランドロックは全周スカートがついていて下から空気が入りにくいし、大きさのわりに天井の換気口も小さいのでとても心配でした。

今後も注意深く使っていきたいと思います。








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