4月のフォレストパークあだたら二泊
概要
とても設備の整った公営キャンプ場です。ただし運営は外部委託で評価しながら業者を選定していると聞いたことがあります。その方がクォリティが良さそうな気がします。
公営だけあって広大なスペースがあり、キャラバンサイトなどはランドロックが設営できるくらいのスペースです。
快適なため、キャンプを始めたころには何度かリピートしていました。今回は久々です。休暇村裏磐梯がまだ営業していなかったのでこちらにしました。
キャラバンサイト
キャラバンサイトはサイトによっては隣との間に樹木があるためプライベート感も醸(かも)し出されています。今回のサイトは両側に土の壁があったためさらにプライベート感アップでした。隣の若いグループの声も聞こえにくかったです。もっともその分開放感は少なくなりますが。B-18サイトでした。
お隣のキャンピングカーが泊まったサイトは一段低くなっています。 |
サイトの両脇は高くなっているのでプライベート感が高いです |
ランドロックを張っても余裕 奥の水色は友人のテント |
こうしてみると割と隣とのサイトの間に盛り土があります。 |
集められた雪が残っていました |
キャラバンサイトから管理棟方面 安達太良山が見えます |
アップで |
お向かいのサイトは道路を挟んでいるので遠いです 何を話しているのかもわかりません |
場内には川も流れています |
橋は老朽化が進んでいます コロナで人が(売り上げが)少ないせいもあるかもしれません |
フリーサイト方面 |
小高いサニタリー棟からフリーサイト |
サイトの難点は下が土だという事です。ホコリであっという間にシューズもテントも汚れるし、今回は雨だったのでテントのスカートに泥が付くし。
昔は草サイトだったような気もします。除染で、土になったと書いている方もいました。早く生えてくれることを祈ります。
料金は三人で13,090円でした。
キャラバンサイト: 5,500 x 2泊
環境保全費: 110
基本料金: 660 x 3人
一泊一人 2,166円。
設備
管理棟は相変わらずきれいでした。
ショップの食材は肉類(ソーセージ、川俣シャモ)は結構ありました。
薪は広葉樹と針葉樹がありました。広葉樹はほんとに燃えにくくて驚きました。木口から水が出ていました…。逆に油分を含んでいる薪は異様に燃えるのが早くて両方買って丁度良いくらいだったと思います。
トイレはいまだにきれいです。ウォシュレット(というか暖房便座)をつけてくれると冬はうれしい。
洗い場はお湯が出るのがとてもうれしい。
コインで使えるガスレンジもあります。
買い物
キャンプ場周辺だとヨークベニマルが最寄りのスーパーだったと思います。しかし、以前利用してみたけれど品ぞろえがいま一つでした。
現在は、郡山のうすい百貨店で食材を調達しています。
今回、郡山のイトーヨーカドーにも行ってみたところ、こちらも食材の品ぞろえは豊富でした。友人はうすい百貨店にはなかったS&Bのミックスタイプの香辛料を購入していました。
温泉
一応施設内にも、循環ですが、温泉があります。
比較的近所の岳温泉は湯量豊富でおそらくどこもかけ流しだと思います。
足を延ばせば、沼尻、野地、さらには高湯温泉もあります。いずれも硫黄臭たっぷりの温泉です。色は日によって異なるようですが白濁しています。
天気が良ければ磐梯吾妻スカイラインもよさそうです。二回チャレンジしていますが、一回は天気が悪くて景色が望めそうになく途中で引き返し、今回は雪で通行止めだったようです。いつか通ってみたいと思います。
お土産
柏屋の薄皮饅頭
マジでうまい。饅頭はそんなに好きなわけではないけれど、ここのは本当においしい。餡子が舌触りと言い上品な甘みと言い、また食べたくなります。
今回は福島出身の「分とく山」の人が推奨していたので、大福もちを買ってみたところ、これが激うま。大福もこれまで、うまいと思って食べたことなかったけれど、マジでうまい。煉獄さんのようにウマイを連呼してしまいました。また食べたい。豆大福とよもぎも美味しかったけれど餅の味がダイレクトなプレーンが気に入りました。
日本三大饅頭と書いてあります。
川俣シャモ
軍鶏とかいてシャモと読む、鶏の一種です。
最初に食べたのはいまはなき101オートキャンプ場で、そのときは石窯オーブンで丸焼きしたものでした。とてもうまくて記憶に残りました。
そして、しばらく前にうすい百貨店でレトルトの鍋の元を見つけました。
だめもとで買ってみたものの、予想に反しておいしい! ホロホロ鳥に対抗できるくらいおいしくて驚きました。
今回はフォレストパークあだたらで用意されていた川俣シャモ鍋セットを頼んでみました。値段は張ったけれど、それ相応の量と味で、こちらも堪能しました。3月までなのを特別に提供していただけました。(頼み込んだわけではありません)
野菜たっぷりなのもうれしい。鳥団子が20個くらい入っていてたっぷり食べられました。
ダシや肉はショップで個別に売っていました。
冬に行ったらまた頼みます!
天候
4月の2, 3, 4 と行ったところ、初日は結構な寒さで参りました。
予報ではマイナス2度か3度。それは大玉村役場での温度でしょうから、600mあるこのキャンプ場では、もう2度か3度低いはずなので、マイナス5度くらいまで下がったのではないかと思います。キャンプ場の水道は凍らないように出しっぱなしでした。
サーマレストのラグジュアリーマップを使っていて初めて下からうっすらと冷気を感じました。父さん冷気です!
マイナス7度対応のモンベルのダウンハガー#0でも寒さを感じて目が覚めました。
カイロを一つ足元に放り込んだらポッカポカになりましたが。
耐寒性能が特に優れるアメリカ人の友達も夜中に震え上がり、トイレに起きる時シューズに足を入れたら氷のようだったという事です。でも、久々に寒さを体験できてよかったそうです(笑)
二晩目は寒気も緩んでカイロを入れて寝たら熱いくらいでした。
福島の山の中は、以前ゴールデンウイークでも霜注意報が出て、一晩眠れず過ごしたことがあります。
装備はおろそかにせず、非常時の暖房器具(カーペットや湯たんぽ)等を完備することをお勧めします。
今まではちゃんとしたテントで寝ていたので、外気温に比べるとテント内は明らかに暖かいのが普通でした。今回はランドロックでインナーテントが巨大なので二人の体温では温まらないのでしょう。
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