ルートアール USB-C 電圧電流チェッカーRT-TC5VABKを発注

ルートアールのUSB Type-A の電流電圧チェッカーを使っています。

ルートアール USB簡易テスター RT-USBVAC7QC を購入

最近はUSB-Cのデバイスが増えてきました。充電されているんだかされていないんだかわからないものも出てきたので、そろそろUSB-C対応の電流電圧テスターが欲しくなりました。

(Anker Power House 100がカーチャージャーから本当に充電されているのか確認したいと思いました)

というわけで、USB-C対応で電流電圧テスター付きのルートアールRT-TC5VABKを購入しました。

ルートアール 双方向・メタル筐体・多機能表示 USB Type-C電圧・電流チェッカー (ケーブル付きモデル) RT-TC5VABK

¥2,880(税込み、配送料込み)

ケーブル付きじゃない直挿しだと数値を読むのがとてもつらい場合があるので、ケーブル付きを選択しました。

Amazonにはこれを挟むと通信速度が下がるというレビューがあるので、充電時のテスターという事になります。

週末に届く予定です。


商品説明

  • Type-C機器の電圧・電流・通電方向・通電時間・ワット・積算電流・内部温度を簡単にチェックできる装置です。
  • 堅牢制の高いメタル筐体を採用。
  • Type-Cオス・メスどちらにも電源(ホスト)の接続が可能な双方向入力と通電方向表示に対応しています。
  • 本体のボタンを素早く二度押すと、画面の表示モードを切り替えることができます。
  • 通電時間と積算電流は9ページ分記憶することができ、ボタンでページを切り替えて使用できます。
  • USB PD(Power Delivery) に対応し、20V/5A(100W)までの測定が可能です。


仕様

■測定機能 :  電圧 4V~20V 、 電流 50mA~5A 、 通電方向、電力(ワット)、積算電流、内部温度、±DATA線電圧
■表示 : 1インチ カラースクリーン
■入力出端子: USB Type-C オス、USB Type-C メス
■本体色 : ブラック
■ケーブル長 : 約10cm
■寸法/重量 : 55(W)×20(D)×8.5(H)mm (*ケーブル・突起部含まず) / 約17g
■付属品 : 簡易説明書、保証書


ご注意点

※本製品は電源や端末に常時接続することを避け、測定時のみ接続をしてください。

※本製品は簡易的に通電状態の確認を行うものです。正確性の求められる用途にはご使用になれません。

※本製品はUSBのデータ通信機能はサポート・保証対象外となります。 通信行う機器に使用しないでください。

※出荷時には表示窓にキズ防止のフイルムが貼られています。 はがしてから使用してください。

※保証期間 : ご購入後6ヶ月間


とりあえず到着

到着したのでとりあえずMacBook Airの充電を計測してみました。

なるほど。Type Cでロールスワップできるから充電の方向も表示されるわけですね。矢印がアニメーションで表示されています。

これで次回、Power House 100がちゃんと充電されているのかチェックできます。


USB の給電規格

USB PD Rev. 3.0 の最大出力は 100W のようです。

USB Power Deliveryとは ラトックシステム株式会社


USB BC 1.2 により1.5A(7.5W)まで対応。

Battery Charging Specification 1.2 Embedded Technology Lab.


USB Type-Cは 1.5A, 3.0A (それぞれ7.5W, 15W)に対応。

転ばぬ先のType-C 山田祥平のRe:config.sys


ちなみにUSB2.0は500mA(2.5W), USB3.0は900mA(4.5W)。


2021年に発表された Rev. 3.1 では 240W まで引き上げられたようです。

USB Power Deliveryに新リビジョン 給電能力を最大240Wに引き上げ ITmedia

用途によっては今後 240W 対応のテスターが必要になってくるかもしれません。


独自規格

以上はUSBの規格で、独自規格としてはQualcom Quick Charge、Appleのものなどがあります。

乱立するスマホの急速充電の規格を解説 (USB・Apple・Quick Charge) HanpenBlog

私が最も影響するアップルの場合は次の通りです。

Apple 1.0A: 1A(5W)
Apple 2.1A: 2.1A(10.5W)
Apple 2.4A: 2.4A(12W) iPhone 7以降

Ankerの場合は Power IQと呼ぶ充電方法を採用していて、搭載チップが充電相手を(おそらく上記のような独自規格のプロトコルに対応して)認識して高速充電するようです。

第692回:PowerIQとは ケータイWatch

Power IQ: 12Wまで
Power IQ 2.0: 18Wまで
Power IQ 3.0: 100Wまで(USB PDに対応)

マイナーな充電方法には対応していないので、上の記事にあるように本体付属の充電器を使った方が高速充電できる場合もあるようです。

Power IQについては次の記事が詳細にレポートしています。

AnkerのPowerIQとは - PowerIQ 2.0・PowerIQ 3.0との違いも詳しく解説 HanpenBlog




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