張り綱のカラビナ化を断念
ゼインアーツのLOLOが良さそうと思ったけれど、張り綱(ガイライン/ガイロープ)が28本もあるのに恐れをなしました。こんなにあったら結ぶだけでいい時間を取られます。
前から思っていたけれど、張り綱の先をカラビナにしたらどうなんだろうと検討してみました。
検索すると、既に実践している方がいました。
この方は百均のカラビナを使っていますが、それだと強度が気になります。
ロープの強度は200kgから300kg
検索してみると、4mmポリプロピレンロープの強度は180kgから300kg程度のようです。
繊維ロープの強度表と安全荷重 ロープ屋本舗 0.18トンと書かれています。
張り綱の種類と強度 パラシュート用は200 - 300kgらしい
ということは概ね200kgはカラビナにも耐えてほしいところです。
200kgに耐えるカラビナは巨大
Amazonでカラビナを検索すると、トラスコだと14cmとかの大きさになってようやく200kgを超えます。
TRUSCO(トラスコ) 国産ステンレスカラビナハーケン NS型 12X140mm TSKH12NS
上のページにあるように、もやい結びにした時が7割弱の強度に落ちるとしても、140kg位の強度は欲しいところです。それでも11cm
こんなの張り綱につけておけません。登山用のカラビナの方がまだましです。次の製品は10cmで25kN(約2.5トン)
登山用のカラビナを小型化すれば、5cm位でも十分耐えそうです(断面積が1/4と考えても500kgはいけそうです)が、モノがないので仕方がありません。
というわけで、カラビナをつけるのは断念。
もやい結びを早くする
となると、他の解決策は、もやい結び(Bowline knot/ボゥリンノット)を早くする方法です。次の動画で素早く結ぶ方法が紹介されていました。
オーソドックスな方法
より早い方法
もやい結び「忍者もやい」最速のロープワーク Ninja Bowline Knot
張り綱は細いため勝手が違いますが、アレンジして慣れると迷いなく素早く結べます。これで、もう結びは気にしなくてもよいかもしれません。ただし、こちらの方法の方が、ロープへの負荷(こすれやねじれ)が高い気がします。
余計なものもいらないし、安全確実な方法でした。
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