さらばノートン
長年使ってきたノートンをやめることにしました。
もっとも安心して使えていたノートンが、変質して詐欺ソフトまがいになってしまったからです。必要もないソフトを買わせようとする会社に期待はできません。
セキュリティ対策ソフトのノートンが詐欺ソフトまがいになってしまってショック
とりあえず自分のノートンと実家の母のノートンをアンインストールしました。
ノートンの自動更新の解除も忘れずに行わないと。
Microsoft Defender
代わりに使うソフトはWindows に標準搭載されている Microsoft Defender (旧Windows Defender) です。
いまどきのWinodwsなら買った時からインストールされていて有効になっています。
ウィルス等の情報も自動更新されます。
Defender の性能
AV Comparativesの最新の現実的なテストです。
Real-World Protection Test February-May 2022
次のグラフは上のページからの引用です。
棒グラフの上のオレンジ部分は、侵入を阻止できなかった割合を意味します。オレンジの折れ線グラフは誤検出を意味します。
Denderは誤検出がないけれど、侵入されることもあります。
ノートンは誤検出は多いけれど防御力は高いことがわかります。
とにかく安全が良いという場合には引き続きノートンを使った方が良いでしょう。
ただし、この結果はノートンセーフサーチを併用した場合かもしれません。セーフサーチは検索精度が悪く使いにくいという印象があります。
Chrome セーフブラウジング
私はWebサイトの閲覧にChromeを使っているので、セキュリティ強化のため「セーフブラウジングの設定で「保護強化機能」を有効にしました。
1 メニュー「…」をクリックし、「設定」をクリックします。
2 「プライバシーとセキュリティー」をクリックし、「セキュリティ」をクリックします。
3 「保護機能強化」を選択します。
Windows Defender Browser Protection
Chromeの場合にはWindows Defender Browser Protectionをインストールするという選択肢もあります。
これはWindows 標準のブラウザーEdgeに搭載されているSmartScreenというセキュリティ機能をChromeにも適用する機能です。
「Edge」のフィッシング・マルウェア対策を「Google Chrome」にもたらすMS公式拡張
当時はChromeのセーフブラウジングよりはるかに性能が高かったようです。
インストールは簡単で、Chromeウェブストアで「Chromeに追加」するだけです。
Microsoft Defender Browser Protection
インストール後に、アイコンをクリックすると、デモ画面を見ることができます。
見当たらない場合は、拡張機能からピン止めすることができます。
上のリンク先は次のページです。
正しく機能していれば、リンク先のページに移動すると真っ赤な画面になるはずです。
背景が白なら機能していません。
私の場合は最初機能していなくて再起動してから機能するようになりました。
Defender Browser Protection は Edge の SmartScree に劣るようなことが書いてあるサイトもありました。安全を考えるのならSmartScreeが完全に動作する Edge を使うのも一つだと思います。
Windowsセキュリティアイコンの表示
Defender等が正常に動作しているか常時監視する必要があります。
それにはWindowsセキュリティのアイコンを表示した方が良いでしょう。
タスクバーの何もないところを右クリックします。
「タスクバーコーナーのオーバーフロー」で、「Windows Security notification icon」をオンにします。
これで、上のようにアイコンが表示されます。緑のチェックが入っていれば安全です。黄色のビックリマークなどであれば、セキュリティに問題があるので、ダブルクリックして対処する必要があります。
Windowsセキュリティのアイコンにビックリマークが出る
ノートンをアンインストールしたところ、実家のPCのWindows Securityにビックリマークが表示されるようになりました。
Defender で早速トラブルが起きました。
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