サーマレストのネオエアー Xサーモ NXT マックスを使用してみました
サーマレストのネオエアー Xサーモ NXT マックスを購入しましたが、ずっと使っていませんでした。
先日の三連休にようやく実際に使用しました。
左がNXTで、右は以前から使っている旧型のネオエアー Xサーモ マックスです。
右下にあるのがポンプ 紛失や故障に備えて二個目を買いました 無くても人力で入れることも可能です |
旧型が 63×196cm NXT RWが64×183cmとRWは若干短いです。
重ねてみるとこんな感じです。反対側はざっくり合わせてあります。
バルブの色は黄色
旧型は赤です
感想
一晩目にNXTを使い、二番目に旧型を使ってみました。
厳密な比較は不可能ですが、ほぼ変わりはないと感じました。
NXTの方が押した時の音が若干小さいかなという気はしましたが、それだけです。
両方とも、マット表面に山が出るまで電動ポンプで空気が入ります。
座った状態で足を延ばすと、おしりの底つきは避けられません。あぐらをかくと少し浮きます。体重や体形によって違うと思いますが。私は65kg位です。
うちは、オートキャンプでインナーマットが厚かったため問題はありませんでした。登山で、薄いインナーマット、もしくはグランドシートをインナーマットとして使った場合は、下からの冷気が気になるかもしれません。
もっとも、座るのなら、少し空気を抜いて折りたたむという手もありそうです。サーマレストには、マットを折りたたんで椅子にするという製品もありますから。
寝てみると、寝た瞬間にマットの面から温かさを感じます。断熱性能が高いためそう感じるのでしょう。妻も横になって暖かいと感想を漏らしていました。
上の写真のように、シート面に山が出るまで空気を入れた状態だと、非常にしっかりしていて、板にでも寝ているような印象を受けます。表面が硬いわけではありませんが、一般的な浮き輪などのエアー製品とは別の感じです。
おそらく、ナイロンでできている事と、上下がセルによってつながっているため、構造がしっかりしているためではないかと思います。
寝心地を考えると、若干空気を抜いた方が良いのかもしれないくらいです。
当日は、冷えても10度程度だったので、寒さは全く感じませんでした。というか、熱くて寝袋を開けて寝ていました。(寝袋はモンベルの#0です)
翌晩は、旧型で寝てみましたが、正直、差は感じませんでした。
旧型ラグジュアリーマップと比べて
以前使っていた旧型ラグジュアリーマップ(バルブが一つしかないタイプ)と比べると、寝心地ではラグジュアリーマップの方が上だと思います。
中にスポンジが入っているので、適度なクッション性があるためです。中がスポンジなので、座った時の底つき感も弱いです。全体に柔らかいので寝心地も良いです。
旧型ラグジュアリーマップは空気を抜くのが手間で、時間もかかりました。ネオエアーXサーモは、大きいバルブのため、すぐに空気が抜けます。さらに抜くのも、ポンプがあります。
逆に空気を入れるのは、ラグジュアリーマップの勝ちです。というか、ラグジュアリーマップは広げてほったらかしておけば勝手に空気が入るので何もする必要はありません。ネオエアーも、ポンプを使えば、ほったらかしておけば入りますが、自動で止まるわけではないのでタイマーを使うか見ている必要があります。
ラグジュアリーマップとネオエアーの大きな違いは、収納サイズと温かさです。収納サイズは圧倒的にネオエアーの方が小さく、暖かさも体感的にネオエアーの方が上だと感じています。
取扱注意事項
取扱説明書に注意事項が書いてあったので一部を書いておきます。
昼間は空気を少し抜いとけ
パンパンにしておいて昼間テント内が暑くなると膨らんでダメージを与える可能性があるそうです。(追記 説明書にはバルブを開けておくように書かれています)ディートベースの虫よけ剤、日焼け止め、塩素などでマットを汚さない。
ディートベースの虫よけ剤は、車のヘッドライトの曇りを取るほど強力(プラスチックを溶かす!)です。マットにつくとダメージを与えるのでしょう。
どちらも、今まで気にしたことがなかったので、今後は注意しておこうと思います。
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