善匠のガレージハウス
Instagramを見ていたら、善匠というハウスメーカーの動画が流れてきました。一階がガレージになっているモデルルームの動画でした。
善匠のInstagram ガレージルーム
以前から、車を買うなら汚れや、盗難、雨の日の利便性等の面からガレージに入れたいと思っていたので、興味を持って見てみました。
部屋の間取りは次の通りです。
ガレージが12帖
ガレージ横の納戸が3.75帖
シューズ収納のある玄関が5.75帖
リビング10帖
DKが14帖
トイレ1帖
洗面所が3帖
洗濯室が3帖
バスルーム 1616
階段踊り場(スキップフロア)3.75帖
子供部屋7.5帖(ロフトを含む)
ベッドルーム7帖
WIC(ウォークインクローゼット)4帖
その他にも部屋もしくは納戸があるようです。
延床面積31.82坪(246.56㎡)、敷地面積69.47坪(243.34㎡)
面積の合計はあっているんだろうか?
(追記: バスルームを2帖と考えると、76.75帖 = 124㎡。全然足りません。他にもかなりの部屋があるようです。というか、31.82坪は105㎡で、よく見れば69.47坪が243.34㎡なので、いずれにしろ数値がおかしいです)
動画を初見すると、非常に広々として開放感があり、見入ってしまいます。
しかし、何度か見ていると、間仕切りがほとんどないことに気が付きます。おまけに階段とそれに伴う吹き抜けが二か所もあります。これでは冷暖房効率は非常に悪く、光熱費が気になります。
また、エアコンは天井埋め込み型です。見た目はスッキリするものの、交換費用は高額と言われていて、知人が自宅マンションのエアコンを交換したら80万円とかかかったという話です。
修理にしても、配管が破損した場合にどう直すのかが大きな問題となるでしょう。最悪、壁や天井を剥がさないと直せないと思います。
逆に問題はそれくらいなので、開放可能な間仕切りを設置するとか、見た目はあきらめて空調は一般的なものにするとかすれば良さそうです。
寝室が7帖と、シーツ等の交換を考えるとちょっと狭い気がしますが、衣類は隣のWICに置くので、問題ないかもしれません。(WICのドアが本棚というのが重くて使い勝手が悪そうです)
玄関のシューズ置き場にドアがないのが気になります。ほこりだらけになりそうです。(これはドア付きのものにすれば済む話です)
一階にLDK以外の部屋がないので、年を取って足が不自由になると困りそうです。若いうちに住む家だと思います。(後から考えましたが、エレベーターを付けるという手はあるかもしれません)
善匠を検索すると坪単価50万円位と出てきます。ただし、いくつかラインナップがあるようなので、この金額がこの建物に適用されるのかは不明です。仮に50万円とすると、ざっくり1,500万円なので、かなり安く感じます。(うちの近所は土地込みですが狭小住宅で7千万円からです。私はもちろん賃貸です)
前からどうして日本の家は洗面台が一つしかないんだろうと思っていました。海外のホテルでいい部屋に泊まると、二つあることが良くあります。その方が機能的です。この家は二つあるので合格です。
難点もあるけれど、基本的には広くて明るく、気分良く住めそうです。土地が安いところにこういう家を建てて、車を運転できなくなるまで住んでみるのも一つかもしれないと思いました。
(窓が大きくて明るいという事は、それだけ冷暖房効率が悪く、建築費が高くなることを意味します)
2023-11-03
文章の流れがおかしかったのと、後から気が付いたことがあったので、色々追記しました。
ただ、ガレージがあり、間仕切りが少ない広い部屋というのは以前から私が希望していた部屋なので、基本的なコンセプトは良いと思います。
とはいえ、モデルルームという事もあり、見た目重視というのは残念です。この家を買った方は、電気代と、エアコンの修理、交換費用に驚くかもしれません。
まあ、お金がかかっても見た目を取るという考え方もありますが。
また、リビングとDKを足すと24帖なので、うち(賃貸)のLDK18帖とそれほどかわらないとも言えます。2階との吹き抜けさえ何とかすれば、うちとそれほどは変わらない光熱費かもしれません。
コスパ原理主義者なので、家を建てるというのは微妙ですが、吹き抜けと天井埋め込みエアコンの問題が解決されればありかもしれないと思いました。
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