モンベルの登山靴 アルパインクルーザー 800 BOA ワイドのレビュー
ニューバランスのトレッキングシューズが劣化したため、モンベルの登山靴に買い替えました。(妻は、マウンテンクルーザー600 ワイド Women's)
モンベルの登山靴 アルパインクルーザー 800 BOA ワイドを購入
実際使ってみて
2回、慣らしで使ってみました。場所は高尾山。
一回目は、1号路の舗装路登りで、下りもほとんど水平移動の3号路で、さらに妻がひざの不調を訴えたのでリフトで下りたため、実際の登山道での感じはよくわかりませんでした。
二回目の昨日は、あまり知られていないであろう、普通の登山道から始まる、高尾山ちか道入り口から、1号路経由で3号路。帰りは3号路+蛇滝だったので、それなりに山道っぽいルートでした。
その結果はというと、グリップ力が素晴らしく、ニューバランスの時に気を使いながら降りた滑りやすそうな場所も、何の問題もなく降りられました。妻も同感でした。
強く締めるとアッパー部に痛みが出たので、当たり前ですがほどほどにするか、ソックスをクッション性の高いものに変える必要がありそうです。ソックスは結構使ったスマートウールの厚手でした。
ニューバランスに比べて重く硬くなったため、膝を傷めないように最初は慎重に歩いていましたが、最後はほとんど意識せずに歩けました。
ソールがしっかりしているので、チェーンやアイゼンを確実に装着できそうで期待しています。
BOAの使い勝手は素晴らしく、上りと下りでサクッと調整し直せるし、山頂で休憩する際や、電車の中でもサッと緩められるので、これはイイです。
足首より上の部分がマジックベルトなのも、素早く調整できていい。
ひもモデルとBOAモデルが1g違いで、差がないと言っていいというのも嬉しい。
万が一ワイヤーが切れた時用のループもついているので、細引きを使えばリカバリー可能。細引きは非常用セットに常備しています。
登りで妻が、膝に違和感があると言い、真っすぐ足を出すと歩きにくいから、足を斜めに出している、と言うので、そんなわけあるまい、とシューズを見たら、上まで締めていました…
足首の下まで締めて、ひと結びし、上は緩くしたところ、「真っすぐ踏み出せるようになった!」という事で、その後は快調でした。下りは、上まで締めています。今までどうしていたんだ?
2024-11-12 追記
週末に武蔵五日市駅から御岳山ケーブルカー駅まで歩いてみました。
今回は、概ね緩やかな登りコースという事もあり、痛みが出るようなこともなく、とっても快適に歩くことができました。
グリップは相変わらず強力で、一回濡れた硬い土の場所で少し滑った以外は、まったく滑らず、安心感がありました。
シューズが快適なせいか、ケーブルカー駅に着いてもまだ歩いて下れる余力がありました。
ひとつ気になったのは、帰りの電車での足の痛み。立っていると結構辛い。ただ、これは、シューズの問題ではなく、単に歩いたことによるものかもしれません。それまでの高尾山二回より、1時間位行動時間が増えているので。
次の山行が楽しみです。
そういえば、たまたまですが、友人もマウンテンクルーザー400に新調したそうです。前もモンベルだったという事でした。
前のシューズは、ビブラムソールのパターンはハッキリ残っていたけれど、アッパーの化繊部分がボロボロになってしまったという事でした。
私も、アルパインクルーザー800を見ながら、この化繊の部分が弱そうだなと思っていたので、やっぱりと思いました。
ソールを張り替えて長く使いたいのなら、全面レザーモデルにしておいた方が良いのかもと思いました。
レザーになるとひもモデルになるけれど、ひもはひもで、つま先は緩く、甲はきつく見たいなことができるので、使い勝手のいい面もありますから。壊れる事もないし。
妻の方はと言えば、まあまあ、という事です。歩いていてバランスが崩れるようなときにあたる時があるという事でした。
これまではスマートウール社のソックスを履いていましたが、今回からモンベルのメリノウールのトレッキングカテゴリーのソックスに変更しました。
それでも足の痛みが出るという事は、ソックスをトレッキングカテゴリーのモデルではなくアルパインカテゴリーのものにした方が良いのかもしれません。
足に不安がある場合、アルパインカテゴリーの厚いソックスを履いてシューズを選んだ方が無難なのかもしれないと思いました。
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