ホテルにお金を掛けるという選択
若いころはコスパ原理主義だったので、アメリカに一人で旅行したときも、サンフランシスコの元YMCAの安ホテルで、シャワー共同の鍵が壊れた部屋に泊まったり、グランドキャニオン近くの安モーテルのやはり鍵が壊れた部屋に泊まり、椅子をドアの前に置いて眠れぬ夜を過ごしました(寝たけど)。
妻と一緒にアメリカを訪れた際に、妻がラスベガスの高級ホテル、ベラッジオに一万円台のジュニアスイートを見つけてきました。(日によってかなり料金が違いました)
泊まってみると、部屋は広いし、内装や家具は豪華だし、バスルームの床は大理石だし、高層階から夜景も見えるし、バフェにあぶれてルームサービスを頼めば安いし、高級レストランのような美味しさだし、こんな世界があったのか!?、とホテルに対する考え方が変わりました。
それからは、プーケットのバンヤンツリーでプライベートプール付きのヴィラに安く泊まってみたり、ケニアでは大統領が泊まりに来る、ヨーロッパ最古の高級ホテルブランド、ケンピンスキーの本当のグランピング施設に泊まってみたりしました(グランピングという言葉はアフリカでサファリをする際の豪華キャンプが元と言われています)。スペインに行けば、パラドールという歴史的な建造物を改装した国営ホテルに泊まっています。
日本でルームサービスを頼むとサンドイッチが数千円するなど馬鹿みたいに高かったため利用したことはなかったけれど、海外では大抵ホテルのレストランの料金に配達料5ドルくらい加えた料金で部屋まで運んでくれます。欧米の料理は量が多くて食べきれないけれど、ルームサービスなら気軽にシェア出来て、スウェットを着たままリラックスしながら食事を楽しめます。
滞在自体をアトラクションと考えれば、高い料金も許容できます。高級ホテルの場合、セキュリティもある程度期待できますし。
考えが変わったベラッジオのジュニアスィート
ベラッジオのジュニアスイート |
同上 |
バスルーム |
ルームサービス |
2ベッドルームのヴィラが安く出ていたので宿泊したバンヤンツリー
プーケットのバンヤンツリー 寝室が二つあるスイートです 手前に少し見えているのはジャグジー |
この時は、バンコクでも2ベッドルームのバンヤンツリーや、ケンピンスキーのサービスアパートメントに泊まりました。
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